2012年8月13日月曜日

MUSIC WITHIN

こんな映画がある事自体、今日まで知らなかった。
大人も子供も、ぜひ見て欲しいと心の底から思った。簡単に言えば、アメリカにおける障害者福祉の改善を決定づけた二人の男性の物語だ。人は常に学び続け、偏見と戦い続け無ければならないことを文字通り「体を張って」教えてくれる内容でした。
障害を持つ息子を持つ親としてはこんな映画があった事を知らなかったこと自体に衝撃を受けました。その内容もアメリカで「ほんの最近まで」障害を持つ人間がどういうふうな取り扱いを受けてきたかを淡々と見せるもので、人種差別同様、障害者の存在自体を社会の中で隠していくことが普通だった時代がごくごく最近までこのアメリカでも当然のようにあったということを伝えています。
百聞は一見に如かず、このアメリカに住んでいる方でNetflixに契約されている方でしたらネット経由で直ぐに観られますので是非御覧ください。私の下らない説明なんぞ軽々とぶっ飛ばすくらいのドキュメンタリーベースの映画です。障害があることが「罪」であった時代に息子が生まれなくて本当によかった。先人たちの小さな努力の積み重ねに改めて感謝です。我々もその小さな火種を決して絶やさないように次の世代に啓蒙して行かなければなりません。
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