2026年4月22日水曜日

患者さんのお見舞いでトラブル

ある高齢患者さんへお見舞いをされる家族さんが居られたのですが、この患者さんへのお見舞いを巡ってトラブルが続発していました。(登場人物と時間は変えてあります)

この患者さんのご主人は実に普通の方でいつも奥さんのところに来てくださって優しい言葉をかけ続けて居られるのですが、この方には何の問題もありません、むしろ有難い!ちゃんと患者さんの病状の変遷を見てくださっているし、治療の方針やその結果の説明をいつでも聞いてくださるので、こういう方は退院時には家族の一員のようなものです。

ところが問題はこの方の娘さんでした。

実はこの方前の病院にお母さんが入院されていた時にも頻回にトラブルを起こして病院のブラックリストに載ってしまい「出禁」のレッテルを貼られてしまったという逸話の持ち主。何を以てそういう事態に至ったかというのは前医の診療情報提供書と看護師さん向けの申し送り事項に詳細に書いてあったのですが、やはり出禁になるよな…と言わざるを得ないような事をしておりました。

それは誤嚥性肺炎で入院しているお母さんの口の中に「勝手に食べ物を押し込んだり、飲み物を飲ませたりする」という恐ろしい行為が現場で何度も見つかっていたのでした!
実際に娘さんのお父さんも困り果てていて、何度注意しても口論になるばかりという状況で同仕様もないとのこと。

お父さんの口から漏れてきた言葉は「実は娘は統合失調で何度も入院しているんです」というお話。お父さんご自身も家の中で万一の事があってはいけないとのことで、寝る時には自分の部屋に鍵をかけて寝ているとのこと。真に気の毒です。

お父さんの口からは更に「この病院で揉めた時には本当は入院させて貰えないかと考えたりするんです」と寂しそうな発言を聞いた時には何も言い返すことが出来ませんでした。

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