ところが、自分の好きな読書は歩いても出来るという風にはなかなか出来ません。ド田舎の小学校に通っていた頃は、帰りの道すがら歩きながらも図書館から借りた本を読みながら帰ることが出来ました。
読み歩きしながら帰るコツは小学二年生の自分でも直ぐに習得出来て、お腹に肘を当てながらガチッと本を固定して読めば難なく読めるというだけの事ですが、この方法だと家に帰る30分ほどの道のりは当時大好きだったSFシリーズの本を何十ページも捲るのに十分な時間でした。
ところが大きくなっての移動は自転車か車という形であって、自分自身が本などを手に持って移動することは出来ません。しかも、それがスマホに代わったとしてもそんなことしたら法律違反でアウト。w
どうしても家に帰って来てからとか、医局でのちょっとした休み時間とか、滅多にない当直の時の時間とかになってしまいます。こうなると本を買うだけ買って積読という形になってしまう事が多くなってしまいます。
なんでそんな状態なのに次々と本を買うの?とか、デジタルデータとしての本を買えばいいのでは?とかいう質問がされそうですが、そういう質問をする人は恐らく本当の意味での本好きでは無いのだと思います。読みたい本があったらその瞬間に手に入れておかないといけないと思うのは読書人の性。どうしても勝って手許に置いておきたくなるのです!
読みたい本というのは向こうから背表紙が光って見えるもので、そういう本を手に取って数ページ読みさえすれば買うべきか否かは直ぐに判ります。こういう感じで、幾らでも読みたい本というのは見つかるんですが、その結果が家のあちこちに平積みされ医局の本棚に積まれている本の数々。
夜中に「早く寝ないと明日ヤバいな」と思いつつも、今晩も次の本に手を伸ばしてしまう自分でした。今度はまたキャンプで読みましょうかね!^^
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