今日も昼から親父を連れて家族で蕎麦を食べに行ったのですが、いろいろとこちらが親父に話しかけたり、親父から話しかけたりしても話がイマイチ嚙み合いません。理由は言わずもがなの聴力低下いよるもの。大きな声で話しかけるとなるほど淀み無くいろいろな話が出て来るし応答も出来るのですが、如何せんあまりに聞こえが悪い。
どこかで見たような景色だなと思ったら、結局己の病院での日常でした。w
真綿で耳を塞がれ、ゴムバンドの足枷を嵌められ、全身に筋弛緩剤を薄く打たれたような感じになってしまうのが「老い」というものなのか。やがて自分も行く道とは解っていても、あんなに横暴で人のいう事を聞かなかった柔道黒帯のおやじでもこんなになってしまうんだなっていうのが実感です。
爺さんになっている証拠の一つになるお話を一つ。今回靴を履く時に新品の靴を選んで名古屋に来たんですが、我が家で靴を履く時に体が硬すぎて前屈みになるのが難しい状態らしく、靴を履くのに難儀してる事を嫁さんに聞いていました。そこで、蕎麦を食べ終わった後に今流行りのスリップ・イン形式のスケッチャーズのシューズを買いにアピタに行ったのです。甲高幅広の足を持つ親父のシューズ・サイズは爺さんなのに28!それでも、スリップ・イン形式のシューズを選んで履かせてみたところ、余りの着脱の容易さに大喜びして即決で気に入り、その場で買う事になったのでした。
それからいろいろと店内を回ったのですが、あちこち移動しては杖をトイレに置き忘れたり、スマホを車内に置き忘れたり…。もう、爺さん丸出しで嫁さんも苦笑い。^^
おまけに危ないから階段のステップ前では俺が来るのを待ってくれと云うのも聞かずサッサと行ってしまい、その後でポツンと「エスカレーター乗るの怖じ~じ(宮崎弁で「怖いよ」)」等という始末。トホホでした。w
明日からの三重観光がどうなる事やら先が思いやられる不肖の息子でした。orz
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