2016年12月2日金曜日

こんな状態で・・・

昨日書いたように、喉がかすれてボロボロです。

初日のような体の怠さはスッと取れて、本当に喉の症状だけなのですが、炎症に起因すると思われる喀痰の増量は朝方には特に明確です。しかし、こんな状態であろうとも日常業務は私を休息させてくれるわけではありません。w

原疾患やデータ、日常の行動レベルなどを観察して頭に入れている患者さんが病棟には50名以上居て、外来診療以外にも、それらの入院患者さん達の診察を行いつつ、レベルや状況に応じた注射や処方を毎日毎日組み合わせていくわけですから、なかなか満足な休み時間も取れません。

勿論、何事にも裏技輪はあって”手を抜けば”それこそ実にいい加減な診療を行って、いい加減なカルテ記録をつけることは出来るでしょう。しかし、それは職業倫理上も私個人のキャラクター的にも出来ない相談です。そんなこんなで、一日を過ごすとあっという間に夕方がやって来ます。

そんな状態の中、昨日はある病棟の飲み会でした。例年使っているある魚料理屋さんの二階で催されたものでしたが、最初に乾杯で話した私の言葉自体がもう掠れ掠れでメタメタ。それでも、大きく変わった今年の所属病棟に関してちょこっとだけ私見を述べ、今年の労をねぎらうと共に、来年に向けての皆さんの団結を訴えたのでした。

みんな、ウンウンと頷いて聞いては貰えたのですが、歳を取るとこの手のあいさつで役回りが自然とこちらに流れてくるので何だかねってことが多いです。まあ、単に年取ってるってことですが。w

しかし、この後美味しい小料理を次々食べたのは良かったのですが、私の方に歌え歌えとマイクが回ってきたのには参りました。職権を使って拒否するのも無粋だしと思っていた所、年配の看護師さんが「私が歌えば先生も歌うわよね!」と言ってこられたのでマサカと思っていると本当に歌を選んで歌いだしました。
それがなんというか・・・超絶な音痴の方で、人生三度目の本物の音痴を見ました。一人目は大学時代のクラブの同級生、二人目は昔研修でいた病院の若い女性看護師さん、そして目の前のこの看護師さん。

音程の外れる人っていうのは極普通におりますが、ほんとうの意味での「真性の音痴」というのはなかなか見ません。本当に国語の教科書を読むように、棒読みというか棒歌い。w

かえって感心しながらの拝聴となりました。そしてその後は私の番。諦めてかすれ声で春日八郎を歌いましたとさ。

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

もう風邪から復活されましたか?
忘年会でパンイチ芸じゃなくて良かったですね。
それにしても春日八郎とはシブいっっっ!
持ち歌は春日八郎と何なんでしょう?

small G さんのコメント...

随分と声が出るようにはなりましたが、全快とは程遠いです。
周囲も風邪の人間ばかり。患者さん達に移さないよ言うにうがい、マスク、手洗いバンバンです。


歌の方は・・・古い歌全般ですか。レパートリーは明治から始まりますが。w

匿名 さんのコメント...

なんと明治から・・・笑
どなたかの影響なんでしょうか、たとえばお父様とか大先輩とか?

small G さんのコメント...

高校の頃聞いたFMの影響ですかね〜?

いろいろと変わった音源でFMが企画を組んでいたのを高校の頃聞いてそれを録音していたもので・・・。
ビートルズを知ったのと同時にそういった音楽も一緒に。
海外の古い歌も同時に知りました。