2011年9月16日金曜日

シーズンチケットの購入

例年この時期になるとやって来る「カレッジバスケット」のシーズンチケットの販売。
先ずはドネーションを最低100ドルし、そのあとチケットを買う権利が手に入るシステムになっている。去年はビックリ仰天のFINAL4まで行ってしまったので、今年はきっとチケット代上がるだろうな、、、と皆で言い合っていたのですが、案の定10%の値上げとなりました。しかし、事情通の人に言わせるとこれはバスケの強い大学においては例外的に安い価格なんだそうです。まあ、これは他にUNCとかDUKEの話を基準にしているバスケット通の人の話なので、そういう伝統的に強いところとはやはり比較すること自体が無理がありますけど、こういう「強い」という状態が繰り返されるとそれはやがて「伝統校」と呼ばれることになりチケットが高く売れて、、、という良い循環になるのでしょう。
今後こう言った良い循環が生まれるかどうかというのは集まってくる選手と監督の手腕、それと最後は運なんでしょうけが、今のところは昨年のファイナル4効果のおかげで、国外からも国内からもかなり良い素質を持った選手たちが集まってきているようです。しかし、逆にその為に今までリクルートされて来ていた選手の中で、そういった新たにやって来た有望選手に追い出される形で転学していく学生達が密かに出てきている。
こういう選手達はほんの一週間くらいの間ウェブサイトに掲載された後は「はいサヨウナラ」という感じで切られていくのだ。大学からお金をフルサポートされているだけに、実力順で追い出されていった若い学生達は厳しい外の荒波に揉まれることになる。成功者は信じられないほど巨額の金を、しかしそれはごくごく一部の実に小さな可能性。でもそれに向かって皆が一斉に突っ込んでいくからこそアメリカのスポーツは強いんですよね。
しかしそうは言ってもアメリカの学生スポーツの世界は本当にキツイ。

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