2011年9月6日火曜日

バカ息子の小さな後悔

ホテルから飛行場までたった7分で到着出来るので、ゆっくりと起きて一階の食堂でコンチネンタル形式の朝食を済ませた。その後は荷物をサッとまとめて飛行場へと出発しチェックイン。
もう夏休みが終わったからだろうか、ANAのカウンターには搭乗客は殆ど誰も居なくて全く並ぶこともなくアッという間のチェックイン終了。母親の荷物をX線検査に預けてそのまま搭乗口へ、、、。
お別れの前に写真を何枚か撮った。その内の一枚は母親を抱えてのスナップ。もうこの歳になるとこの手のことは恥ずかしくも何ともない。母親はケラケラと笑ってなされるがままだった。最後は嫁さんも少し涙ぐんでいたが、来年の再会を約しているので、「泣くこともない」と言いたいところだが、こうやって互いに年齢が上がっていくと、正直、毎回の別れが次第に重みのあるものになっていく。
深く降りていくエスカレーターの下に小さくなっていく母を見ていると「ああ、歳寄ったな」と再び感じた。母の言うことに素直に応じられないことが多い親不孝息子であることを常々自覚はしていても、こういう眼の前の実際の光景はそういった自分の日頃の愚かさを深く後悔させるに十二分だった。orz
バカ息子でごめんな。

(来年はまた長女の高校卒業式があるので、是非来てもらいたい。その後一緒にアメリカ横断したいもんです。)嫁さんの方のお母さんも来て欲しいものですが、都合がつくだろうか。

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