2011年3月17日木曜日

大災害の救援を経験した友人

地震が発生して「早くも」一週間が経過した。
信じられないほど時間は早く経過していき、その間に驚くほどダメな政府の醜態が「世界に」晒されるばかり。国内的なことは外国政府からすれば「アホか」と無視されて済むことだが、今回の事態は殆ど海外から「操舵手変更」の要請が大合唱で聞こえているようなものだ。
政府の対応はやること成すこと後手後手で案じた通りダメのお手本のような稚拙な対応しか出来ていない。ここは現地の方々の奮闘で原発を冷やし込めるように祈るしか無い。その様子は記事になっているが、この中に居る自衛隊、消防、警察以外の人間で「東電」の人間というのは先ず100%下請け、それも子請け、孫請け、そしてその下の人達だろう。要するに人柱です。

話は少しそれますが、実は昔オンラインゲームを一緒にしていたアメリカ海軍の友人が、今回の地震のあとでgmail経由のチャットで話しかけて私の日本の家族の安否のことを直接聴いてきた。彼はスマトラ沖地震・インド洋大津波を洋上で経験しており、その時のことをきちんと話してくれた。それによると彼は当日、艦橋での監視業務に当たっており、海を眺めていたんだそうです。すると突然、艦船全体がドカーンと揺られるような感じが数回続いたかと思うと、何かに掴まっていないと立っていられないような強い衝撃を受けたという。大急ぎで、全員にハッチを閉める指令を出してその幾重にもわたる揺れが収まるのを待ったのだそうだ。その後、大波が向こうに去っていくのを皆で眺めていたという。彼自身は局地的なストームのようなものが影響を及ぼしたのかなどとその時は考えたのだそうだが、暫くして艦橋に指令が下り、あのスマトラ島沖大地震の救助が発令されたのだ。そこから後は現地に艦船が赴き大量の死体を皆で回収する作業と救援物資の配給と被災者の医療活動に専心したとのこと。
彼が乗っていた艦船はUSSボノム・リチャード。専ら補給と回収をすることが目的の艦船なので、正しくこのよな事態にはうってつけだったわけです。しかし、彼の言うには遺体の回収は酸鼻を極めたと言います。数も損傷の酷さも、とても普通には考えることも出来ないような状況で、赤ん坊からお年寄りまで、年齢も幅広く何千という遺体に向き合った隊員たちの中にはPTSDを発症した人間も少なからず居たとのことでした。無理からぬ事だと思います。しかし、今、現場では自衛隊やその他の救援のスペシャリスト達がそれこそ命がけで彼と同じことをしているわけで、、、。頭が下がります。彼は現在予備役なのだそうですが、今度の事故でもしかしたらここの原発の救助に派遣される可能性があるということをポツリと言っていました。「冗談無し!」と聞いたんですが、「いや、俺はChemicalとBiohazardの除染が専門だから、いつ出動命令が出てもおかしくない」と、、、。orz

挙句の果ては以下のような記事、、、。もう勘弁してくれ。
15日の4号機火災の鎮火、東電が確認怠る
福島第一原子力発電所4号機で16日朝に発生した2度目の火災を巡り、東京電力は同日の記者会見で、「1度目の火災で鎮火したことの確認をしていなかった」と、確認を怠っていたことを明らかにした。火災場所は前日と同じ4号機の北西部分で、社員が目視で鎮火したと思い込んでおり、同社のずさんな対応が浮き彫りになった。 東電の大槻雅久・原子力運営管理部課長が、同日午前6時45分の会見で公表した。1度目の火災は、15日午前9時38分に発生し、東電は同日、「午前11時頃に自然鎮火した」と説明したが、大槻課長は16日、「社員が、目視で炎が見えないのを確認しただけだった。申し訳ない」と謝罪した。実は1度目の火災が鎮火していなかった可能性を報道陣から指摘されると、大槻課長は「放射線量が高くて現場に近づけず、確認できない」と釈明した。
東電によると、火災確認後、社員が2度消防に通報したが、つながらなかったため、放置していた。2度目の火災は16日午前5時45分頃、4号機の原子炉建屋から炎が上がっているのを社員が確認。午前6時20分に消防に通報した。東電によると、福島第一原発では通常、協力企業の社員を含めて約800人が作業を行っているが、被曝の危険性が増した15日、70人を残して福島第二原発などへ退避させた。(2011年3月16日12時45分読売新聞)
お前らお子様ですか?
一言、タイトルを付けるなら「醜悪」この世間知らずのドヤ顔
さすがは東京電力。汚れ仕事は昔から下請け、孫請け、非正規社員ですね!スバラシイ!己の手は決して汚さず。責任回避に汲々。あの首相とこの会社のタッグなら臨界事故も当然か?
東京電力から求職の案内のようです。特攻要員急募ということで。命の値段は日給一万前後の捨て値です。まあ、2chで拾ったものなので間違いなくガセでしょうが(そうであってほしい)、、、。それにしても如何にもありそうな。
そしてこちらで報道されているのはこんな感じです。しっかり見透かされてホントの事、書かれちゃってますよ。“The risks have risen and you have to be mindful of them,” said David Joy, chief market strategist at Columbia Management in Boston, which oversees $350 billion. “It's difficult to nail down what's accurate information coming out of Japan and what isn't. There's concern that the problems at the nuclear plants are far more serious than the problems associated with the earthquake”.......“Investors have priced in an Armageddon scenario,”said Mark Luschini, chief investment strategist at Philadelphia-based Janney Montgomery Scott LLC, which manages $53 billion. “If we find that there's stabilization coming into those nuclear facilities in Japan, investors will turn around and look at the alternatives. People are wary, but at the same time there's a notion that the economic basis continues to show strength.”(Bloomberg)

最後に命懸けの作業で昼夜を問わず人命救助されている自衛隊の無数の救助作業の中から一枚。助けられた赤ん坊だそうです。ヒーローが必要とされる状況というのは少なければ少ない程良い。しかし、隊員たちこそはその中でも特筆に価するヒーローだろう。社民党とか民主党の社民党からの横滑り組とか「皆」消えろ。
あらゆる意味で美しい一枚だと思います。
自衛隊というのは”文字通り”日本が誇る自衛組織です。
結局全ては自衛隊におんぶにだっこ。政府の人間は二度と自衛隊不要論なんか唱えないでほしい。空想科学論に基づいた自衛権の放棄など二度と口走らぬように釘を刺しておきたい。社民党の人間とかやっぱ、基本的に頭の回路構成がおかしいよ。自衛隊を持つ=侵略戦争ですか?結局、自衛隊がどれほど日本のために役立ってきたかカウントしたこと有りますか。民主党、社民党の惨めな机上の空論が現場で如何に役立たずか阪神と東北の震災で良くお解りになったのではと言いたいです。世界で最も有能だと思われる災害救助実働隊=自衛隊なんです。喋ってばかりで何もしない馬鹿左翼の連中と違って、自衛隊員こそ最も表に名前を出さず、黙々と働く人達なのだということを国会議員の議席を次の選挙で大量に失うまでに「しっかりと」凝視しておいてください。

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最後に陛下からの御言葉を。

日本は必ず力強く戻ってきます。

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