2008年12月29日月曜日

17日間はやはり長かった

ようやく私の二週間ちょっとの子守も今日で終わる。
「やっと」という言葉はこの日のためにあったのではないだろうかと思えるくらい待ち遠しかった。今回の子守で気づいたことは、子育てにはやはりバランス感覚が必要だということで、具体的には親父側からの一方的押し付けでは、長い間にわたる親子関係では子供が精神的にかなり疲れるだろうと思えたこと。片方が子供に注意をしているときにはもう一方で子供たちの精神的な避難所が必要だということです。そういう意味では片親で子育てをしているのにきちんと娘さんや息子さんを立派に成人させている父子家庭のお父さんは本当に立派だと思います。人間的に私には到底無理だと思います。もう一つ気づいたのは、母親の「女性としての」包容力と「男性としての」包容力というのは質ではなくて種類が元から違うものだなとの事実に思い至りました。幸いにして未熟な父親である私には配偶者が寄り添ってくれていますのでこの父の日と賭しての未熟さゆえの荒々しい「包容」も、母親によって補完される事によりまっとうな形をとるわけで、この点は深く感謝しなければなりません。最後に記録しておかなければならないのは掃除、洗濯までは良くても、食事という一点においてはとても嫁さんの敵ではないという事が良く判りました。そういう意味では今後は更に美味しい食事に対しては毎回もっと大きな敬意を払わなければならないなと思います。
今この時点で、あと六時間で嫁さんの飛行機がテキサス経由で日本から到着するわけですが、ラボで安心して仕事ができるのも「嫁さんが健康で傍にいてくれるから」ということを再認識させられた今回のイベントでした。

子供たちはトランクいっぱいのお土産が待ち遠しくて仕方ないみたいです。無理もないか。

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