2008年12月27日土曜日

日本からの入国審査

嫁さんが日本から明後日帰国してくる事になり、入国審査に関して少々心配している事が有るとの事で携帯に電話が有った。何が心配なのかと思ったら、指紋採取や顔写撮影の事ではなくて、新しく今度導入される事に決まったESTAに関する心配事であった。取り敢えず今の所は任意入力による試験期間なので問題は無い事を確認出来たが、今後はまず「間違いなく」多くの人が問題を起こして入国審査のゲートや飛行場の登場受付でリターンする事になりそうだ。そうなるのはもしかするとツアーコンダクターべったりの人達ではなくて、意外と旅慣れた人達が引っかかるのかもしれないな、等と想像してしまう。まあ、一度とってしまえば二年は有効だという様な記載が有るのでとってしまって二年後にうっかり忘れで問題を起こす人が居る様な気がするのだが、、、。私たちの場合は永住権を持っているので必要は無いのだが、観光目的の人達や商用で来た人達でこの二年間というインターバルを忘れてしまったら、アウトという事になりかねない。一体全体本当に不便な世の中になったなったものだ。テロ以前は検査は有ってもキーホルダーとして十得ナイフを付けていたりしても何の問題も無かったが、今ではそのようなものは問題外であろう。宗教は人に心の平安をもたらすのだろうが、個人的には宗教は大嫌いだ。宗教のおかげで一体全体どれほど世界の人が死んだのかカウントする事も出来ないだろう。宗教を信じる人に対しては私は構わないという態度をいつも取る、ただし、「人にその教義を押し付けない」という前提のもとで。この教祖を信じられない人は不幸だとか、あなたはこの神様を信じないから不幸が来るのだとかハッキリ言って「糞喰らえ」である。人は黙って居ても幸、不幸は順繰りと訪れるし、何をしようと遅かれ早かれやがて死ぬ、しかも「必ず」死ぬ。
私のこのようなものに対する共通する考えは「イズム」や「ドグマ」に対する嫌悪だ。怪しい奴程自分の考えを大声で唱導しようとする。真理は黙っていても真理であり、烏滸がましくも人に押し付けたり、人から押し付けられるもの等では決して無いと思う。共産主義、平等主義、アナキズム、無抵抗主義、そして無数の宗教。いずれも真実は常に両極端ではなく、その中庸というべき部分に有ると私は考えています。

入国審査の話だったのに、、、。

0 件のコメント: