2016年6月22日水曜日

直ぐになくなっていくであろう仕事

この前も、これから消えていく仕事のお話に”ナルホド”と思い、ブログを書きましたが、今日はやっぱりそれを確認できる場面に遭遇したので一応書いておくことにしました。

今日見たのは近所にあるMaxValueのレジ。ほんのちょっと前まではズラリと並んだ”人のいる”レジが沢山あったのに、今日行ってみたらスキャンタイプのセルフスキャン・レジが小さなスペースに場所を取らずに7−8台ほど置いてあって、そこで買い物を済ませた人達が黙々とスキャン作業をしてお金を払い店を後にしていたことでした。

最初は、夜の惣菜を買い込んでいつものようにレジに近づいて行ったら人が居ないので”?”と思っていたのですが、よく見ると人の流れはそのセルフのレジにズンズン進んでいました。
その先を見た時に上に書いたようなレジがあったわけですが、どちらかと言うと人が居るたった二台の伝統的?レジの方には御高齢風の方々が多かった印象があります。

これじゃ、アメリカと変わらんくなってきたなと思いつつも、そのうちレジはほぼセルフスキャンのみとなり、インチキを監視する人が数台に一人つくアメリカ風のレジになってくるんじゃないかと思うんですけど、Walmartでさえ数的にはセルフのレジの比率は未だ少数派なのに今回のMaxValueの激変ぶりは急激な気がしました。

ちょっと気になったのはそこで今まで働いていたおばちゃんやおじちゃん達のこと。レジの仕事をするというのは年齢、資格の面である程度間口の広い職種の代表例であると思っているのですが(間違っていたらすんません)、逆にその間口が広めの職種がマシンに取って代わられるということは、失業率の押し上げという意味ではかなり”キラー”として、強い要素ではないかと思うのです。

こう言った資金力の大きなイオン系の店から導入が始まっていますが、そのうちいろんな店で(私のあまり好きでない)食券の自動販売器とかと同様に普及していってAI機能付きの高精細カメラと組み合わさってインチキまで警告するようになる日がそこまで来ているとしか思えません。

電話のスイッチング係がとうの昔に消えたように、電話の受付け然り、クレーム対応係然り、ガソリンスタンドの給油係然り、、、一度導入が始まると怒涛のようにその業界はそのシステム一色に迫る傾向の強い日本では、すぐに”見なくなった職業”という項目の一覧が増えていくような気がします。

介護やナーシングでもオートメーションとロボットの導入は(資金力さえあればもうモノはある!)目前の世界。失業との戦いは激しいでしょうね。医者も診断能力でAIに勝てなくなる日が来るような・・・。スタートレックの世界ですね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

少子化による労働力不足を補うために移民を受け入れよう!
…という話を聞きますが、smallGさんが今回のテーマになさった
技術の進歩による人余りのことを考えてみても
受け入れはどうなんだろうなと思います。
イギリスのEU離脱派は、移民が雇用を奪ったと言っていますし。

いやあ、ルンバは便利ですけどね~
技術の進歩も痛し痒しですね。

small G さんのコメント...

イギリスEU離脱決めちゃいましたね・・・。
どうなっちゃうんでしょうか。わたし的には円高が進んで嬉しいばかりですが、彼らが言うところの”移民に奪われた職種”そのものが(例え事実は違ったとしても)、知的生産性が低くても置き換え可能な仕事なのでしょうから、移民が来ようが来まいが”彼らの未来”が明るいわけではないんですが、それが理解できないことこそ彼らの未来の姿そのものだと私は思います。
要するにその程度のレベルの人々だということでしょう。残念です。

これから大陸でも、西ヨーロッパを中心に離脱する国々が出てくるでしょうが、戦争とか起こらないと良いのですが・・・。