2013年12月28日土曜日

ラボの学生達とお別れ&忘年会

夕方五時から隣部屋のオフィスのスコットランド人PIの家に呼ばれてパーティーでした。

車で5分程で着くような近所にある彼のお宅に家族でアップルパイを焼いて訪問しました。既にそこには数名の教え子とその御主人、また他のPIやその奥さんと子供さん達が来ていました。
他にもそれから数分程度でドドーーっいう感じで、まだまだ結婚には若いシングルの学生たちも入ってきました。全員で二十数名でしたから、当然全員が座れるほどのテーブルや椅子はありませんので立食パーティーです。

話は次から次に近況、楽しかったこと辛かったこと、笑い話、これからのこと、、、どの人間同士が話し相手でも話が止まることはありませんでした。そこに居た教え子たちのほとんどは女の子達でしたが、僕が教えた子たちは話すに話せぬいろいろな苦労を共にしたり、他のラボに所属していても僕のところに始終やってきて、あたかも僕が彼女たちのPIであるかのような立場でアシストしてあげていたという事情もあったため、これから僕が日本に戻ることを話すところまでは笑顔なのですが、いよいよその後の思い出話になるともうダメ、、、という感じでポロポロと珠のような涙を零されて私まで一瞬込み上げるもののために「グッ」と詰まってしまいました。

辛かったことも楽しかったことも、全ては時の流れの中でオブラートに包まれて「良い思い出」として忘れられることなく残っていくことでしょう。

最後にはスコットランド人の友人からのスピーチが彼の国の高級スコッチウイスキーとともにプレゼントされ、僕もお礼のスピーチを返礼として返しました。
また春には戻ってきますし、半年ごとに戻ってくるよと約束はしましたが、既に自分の人生の3分の1を過ごした国を去るというのは少し寂しい気がしないでもないですね、、、。まあ、研究を続けつつ日常の診療にも手を抜かないように医師免許を持つものとして恥ずかしくないよう頑張りたいと思います。

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