2011年10月31日月曜日

東電・ゼロ連結会社ってなんだ?

東電は不思議な会社かと経済学部出でも無い自分が言っても説得力ないんですが、これって電気に限らず多くの公共サービス施設で一般的なんでしょうね。きっと。
ゼロ連結という言葉は初めて聞いたんですけど、記事によると東京電力と緊密な関係にあるが資本関係はないため、表向きは東電のグループ企業と認定されていない」会社なんだそうですが、素人考えでも此等の会社は簡単にいえば東電から金を吸い取ることによって成り立つ東電OBや関係者が巣食う低効率の東電経営会社ですわな。
記事では46社と書いてありますけど、東電発注の9割以上を独占し、随意契約を行いかつ総括原価方式というコストの下がりづらい方式を使用していることなんか東電らしくてイイな~と感じてしまいます。実際にはチウ電に限らず他の電力会社でも間違いなくこれやってるはずですよ。記者たちの取材能力の問題なんでしょうね、全国的にはどうなんだというようなことは一言も出てきていません。w
実際にどういうせこいことをしているのかという事は書いてあり、「電気料金は燃料費や人件費、設備修繕費などの原価に一定の利益を上乗せして算定する「総括原価方式」で決まる。利益が約束されるだけに、原価はぎりぎりまで削減することが求められる。委員会の調査では、原価の中に電気事業連合会など各種団体への会費やオール電化の広告費、福利厚生費などが含まれていた実態が判明した。」という、案の定と言うか、ふざけるなと言うか「絶対に会社が損をせず、まるごとすべての費用を消費者に転嫁する」という見事な一本技なのでした。
こういうのって本当は洗いざらい全ての秘密を剥ぎ取られた上で校正な競争のもとに戻されるべきシステムなのでしょうが、悪党とその寄生虫達のカネ集めの手段は腐り果ててとどまるところを知らない恥知らずなスキームを作り上げているようです。ここには他の方が更に詳しくそのカラクリを説明されております。やっぱ東電は一回確実に潰さな懲りんようですな。

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