しかし、朝から大雨の予報となっており、泥だらけの畑に突っ込んで行っても車がスタックするだけというのは事前に判り切った話だったので、友人にLINEをしてジャガイモの収穫後の選別作業は少し先延ばしにすることにしました。
そこで、何をするかという事なんですが実は入れようと思えば入れられるスケジュールが2つありました。一つは次女が知り合いから貰ったという歌川国芳の浮世絵展のチケットの存在。そして今日は追加で「ある未体験の公演」というのがありまして、嫁さんに聞いたところでは「まだチケットとあるんじゃない?」とのこと。
その公演というのはオーケストラ付きの「お帰り寅さん50」でした。これはチケット代¥11,000だったのですが、以前東京で行われた同公演がただならぬ評価を受けていたので、これは行かぬ手は無い手は無いという判断が働いたのでした。そもそも、この手のリアルオケ付きの映画上演会が如何に素晴らしいものであるかを長女からしつこく聞かされていたので、どの程度のものなのか一度くらいは体験してみようと思ったこともあります。
しかも、二つの行事の行われる場所は同じビル内である愛知県芸術文化センターの中。先ずは10階に行ってきました。
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| 版画のみならず有名な肉筆も国内最大の展示数 |
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| 何か所かは写真撮影可。この有名な一枚も可能なもののひとつでした。 |
最高の反骨と最高のテクニックが織りなす美しく面白い気取ったところの一切ない浮世絵は世紀を超えて「素晴らしい」の一言でした。帰りしなには¥3,300円の浮世絵画集を購入して次女のための一次資料としました。
さて、その後は2階に移動です。公演の様子は以下のようなもの。
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| 実演開始前に許された僅かな時間に一枚だけパチリと写真を撮ってあとはスマホの電源を落としました。 |
さて、映画の始まる前に周りを見渡すと私+10歳程度の方々が中心。男女ともに沢山入っておられました。満員ではなかったのですが、2年前にこんな事があったのだという東京での公演を私がたまたま名古屋でこうやって体験する事が出来たのは実に幸せでした。
始まって前半が終わると休憩タイムが入ったのですが、後半が始まりオーケストラが更に熱を帯びた演奏を始め、映画の内容もより濃くなって来たところでポロポロと涙が止まりませんでした。私が、日捲りの「寅さんカレンダー」に出てくる大量の名セリフが次から次へと出てきます。もうね、敵わん…というくらいの熱いものがこみ上げてきて大感動でした。
最後に寅さんのメインテーマを生の演奏でフル演奏していただいた後は拍手が鳴りやみませんでした。
最初はこの値付けはちょっと高めかな~なんて思っていたんですが、終わった後では「安いっ!」と思えました。また同じようなシチュエーションで他の映画も観たいと思い、長女のいつも言っている意味が良く解りました。
終わった後は感動を抱えて雨の中、地下鉄に乗って家へ戻りました。



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