まずは雨漏りのある屋根からの吹き替えということではじまった作業。
朝の六時半には我が家に作業する人達が全員集合してきました。(とは言っても、これはあとで現場総監督に聞いた話で、実際に作業自体がはじまったのは八時だったということです。)
イキナリ作業場=屋根の上は全開で作業。バッカンバッカンと凄い音をさせながら屋根の上のシングル(日本で言う所の瓦に当たるものですが、これをシングルと言います。)を大きな鋤を使って剥いでいきます。その上で、このシングルの下に在るプライ・ウッドというベニヤ板に当たる部分に腐ったり傷んだ部分がないかを探しながら作業は続きます。
結局、見かけとは違って幸いにも結構痛みは少なかったようで、全部で6枚の板を換えるだけで済みました。(一枚50ドルx6枚で300ドルの余計な出費ですが。
朝から晩まで7人ほどの人達が必死で働くことほぼ12時間。夜の7時30分頃にやっとこの日の作業が終了しました。作業をしていたメインの人達は、親方に話をきいた所、グアテマラ出身なんだそうです。この人達のカルチャーは仲間内で仕事の出来を競って「男としての出来」を競うものだそうです。ですから、仕事の仕上がりは大切というものですから、私達にしてみればそれこそ願ったり叶ったりのカルチャーですよね。なんだか、日本の宮大工でもそんな感じの文化があるというようなことを日本にいたころ、家具屋の社長から聞いたことがあります。
兎にも角にも、安全第一で明日までに仕事が終われば素晴らしいのですが、雨が降らないことを祈るばかりです。
アッという間に剥がしてしまいます |
剥がし落としたシングルを大きなカーゴに入れて運び去ります。どう考えても合計数トンはありそうでした。 |
前の方もシャカシャカ外していきます。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿