最近ネットを見ていてこりゃアカンと思ったのはワタミのオッサンの選挙出馬宣言。
次回の参議院比例での出馬となるそうですが、こりゃ自民全体への批判票に転換される可能性が非常に高いでしょうね。こんなのを人選の中に入れること自体がまさしく「トンデモ」なんですけど、それを見抜けない程度の党であればそれまでの話。
企業がブラックとか何とか言われる随分前からこのての「正義と愛を恥ずかしげもなく人前で語る」オッサンだけは信じてはいかんなという大人の常識がこいつをネット上で見るという機会を減らしてくれていたんですが、最近はどうもブラックナントカでやたら露出してきちゃって個人的に迷惑です。w
昔から思うんですけど、比例代表制にいつも出てくる糞のようなアタッチメント候補者の数々は何とかならんのでしょうかね?グリコのおまけもこんなに酷くはないよというような連中をよくもまあこれでもかこれでもかと送り込んでくるのはもう殆ど歴史的イベントですが、、、。
古くは体操の小野、女優の山東昭子、横山ノック、柔道の柔ちゃんw、その他諸々のレスラー、女優、漫才師、、、もう勘弁してくれよというくらいタダの「時の有名人」をその政治的資質とは関係なく引っ張りだす様とそれに反応する選挙民。
こういうのを日本における衆愚政治の典型例として挙げていいんでしょうけど、おんなじことはシュワちゃんをカリフォルニア州知事にしたり西部劇俳優を大統領にまで選んだアメリカの例もあるのですからどっちもどっちか。(しかし、レーガンの場合はカリフォルニア州知事という予備段階での洗礼で実務能力を一度スクリーンされていますが。)
政治家というのは結局は多くの人にとっては人気者選びをする「雰囲気」の闘い。結局は世の東西を問わずもたらされるであろう利権にあやかるか、知名度にあやかるかという2つのメジャーな闘い方から逃げることは出来ないんでしょうね。
選挙民が賢くなれば、、、等というのは実際には将来においても民主主義国家という名前が付いている体制の国では無理な話で、唯一改善の可能性があるとすれば、選ぶ相手に対するより正確な情報の大量な開示法の更なる普及くらいかな~なんていう気もするんですが、それでも反対派の偽情報なんかにどれくらい踊らされるかなんて言うのを考えると、これも想像するほど上手くはいかないかな。
いや、やっぱり問題の本質は選ぶ対象に碌なのがいないということですね。前にもちょこっと書いたんですけど、結局は犬の糞と猫の糞とどっちか食えといわれるような究極の選択。(笑)それなら棄権する人も沢山出るでしょうし。現実に起きてるのはこういったことなのかもしれません。
結局は選挙民に苦水を飲ませるような経験を積ませ、その上で消去法でより「マシな方」に投票するしか無いものなんでしょう。
次回の選挙、このオッサンの出馬宣言はあの悪夢の経験を日本に積ませた党にとっては敵から送られた塩レベルのオタスケマンかも?w
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