解ってはいてもやっぱり気味悪いのは知らない人に自分の行動を追跡、分析されていることでしょうね。それもそうされている事を相手に知られないように。
そういう意味でアホのブッシュが政権に居た時の9/11テロの後に出てきた米国愛国者法(翻訳、解説のついたpdfはこちら。)の制定は、もともとインターネットというものが出始めた時から始まっていた新時代のエシュロンを始めとする、アメリカの政権による「反スパイ」「反テロ」と言う錦の御旗のもとのネット上の監視行動における権限を大幅に、非常に大幅に拡大させたのでした。
まあ、大体において何処の国でも何時の時代でも自分を「愛国者」なんて言ってる連中で右だろうが左だろうが「碌な輩は居ない」というのが歴史が繰り返し繰り返し証明してますけど、テロを起こす連中も取り締まられ追跡される側も本当にお疲れさんです。orz
ゼノフォビア(人種、性別、宗教等などの差別も広く含められます。)、通常は外国人憎悪等と言われますが、要するに自分という個体の特性や思考様式とその属する環境とに親和性を持たないあらゆるものを憎み嫌う可哀想な愚か者の行動があちらこちらでテロと云う名の殺し合いをしているわけで、本当に果てしない負の連鎖です。
しかし、こういった連中を取り押さえるために使われる監視のとばっちりを受けるのは他の99%以上のテロを憎み、テロ行為とは何の関係も無い人達。実際には彼ら(私も当然含めて)のプライバシーはこのテロ行為やその他の犯罪行為の監視、捜索の延長上として個人の生活を監視されるわけです。
勿論、こんな事は滅多なことでは外には漏れて来ませんがそれでも極たまに漏れてくるニュースは「ああ、やっぱりやってるんだ。それもこんなに」というようなのばかり。一度権力が走りだすと、中にいる有能な人間達は当初の理念など何のその「その持てる能力の限界まで」組織の力を発揮してしまうように出来てます。まあ、それが組織という物の本質ですから仕方はないんでしょうが、それを使う政治家が居るのもまた事実、、、。不気味です。
俺のメールもブラウズするサイトもまあ、こういう人達の手にかかれば個人情報から何から丸裸。(笑)しかし、俺なんて捜査する価値なんか全く無いんですけどね。www
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