2012年9月28日金曜日

竹島・尖閣諸島とフォークランド紛争

尖閣諸島や竹島の領有権を巡る争いを見ていると、実に外交力というものが予想もせずに試されているちょっと寂しい実力の民主党政権だなと思います。
なんというか、小学校で月曜日の夕方にいきなり「明日、算数と社会のテストをしまーーーーす」と心の準備も実力の蓄えもなく、驚愕でパニック状態の感じと言ったらいいでしょうか。
中国のやり方はまあ、観ていて非常に解り易くて、全くもってヤクザのやり方そのもの。声がでかいほうが、そしてそれが頻回な方がゆすりの質を高めると、21世紀でも「思い込んでいる」可哀想な国の人達。
フランクフルター・アルゲマイネに出てきたような論説文にあるように、まさしく百年前の帝国主義そのものを今に体現して居るだけのこと。それが最終的に全くもって上手くいかんことは何世紀にも亘る歴史が繰り返し証明しているのに、この発展途上の「産まれて一世紀も経ってない若い共産主義国家」はそういう事を学ぶ機会を未だ持てていないようです。実際、こういう問題の泥沼ぶりをよく解っている旧帝国主義経験諸国(今はロシアを除けばその殆どが先進国ですが)はタイムマシンにのって現れたようなオバカサン達の大騒ぎに辟易しているというのが正直な感想でしょう。w
国内世論的にはいかなる敵にも当たり負けぬ勇猛果敢な我が誇り高き中華民族よ!てな感じなんでしょうが、国際的には「ま~たお前か!w」という実に解りやすいお話。まあ、勘違いの大国意識で日本にいろいろと「勧告」してくるのはなかなかその時代がかった朝見外交的な思考回路に私もお笑い回路が刺激されるのですが、これ多分国際司法裁判所で歴史的な証拠を逐一列挙していくことで益々恥をかくことになるんでしょうが今の民主党政権ではそれは出来ないだろうし、そもそも領土問題は存在しない事になってますからね。
中国というのは本当にそういう意味ではクラスに居る身体がデカい馬鹿で我儘な小学生なんだけど、家の親父はヤクザ稼業で、しかも仁義なんてものは全く無い下っ端のチンピラ親父なもんだから下手を打つとクラスに親父が乗り込んで来てドス持って暴れる可能性あり!ということで皆いやいや無言で事を荒立てないようにしてるというところでしょうか。
ここではアメリカ式に警察力を学校の公教育に当然のように導入してしまえば「ハイお前逮捕!」でクラスからは屑が居なくなって終了なんでしょうが、そこは文明国である日本ですから、事はそう単純にもいきません。大体こんな国が常任理事国っていうのが国連の正体がどんなものか暗示してるような気もするんですが、、、。
そういえば今日も国連で演説したみたいですが、高校生の弁論大会か?ってな感じの大所高所からの勘違い御高説に「ギャフン!w」でした。
ゆすりたかりが国技の国が中国ならば、基本的にたかり一本槍の国はお隣の韓国。基本的にこっちで僕が付き合っているアメリカ育ちの韓国人達にそんな感じの連中全然居ないんですけど、なんであそこに生まれて住んでいる人達は抗議のために公衆の面前で雉を生食いしてみたり、火をつけた人形を振り回したり、泣き女を大使館の前に配置したり、もう精神年齢お幾つですか?というようなパフォーマンスの連発。遠くから眺めているうちは可哀想な人達、とジッと見つめておくだけでも良かったのですが、近頃はメディアのみならず、お国の大将までが引退後対策用にチープな愛国心を煽りたてて目線を国の内から外へと躍起になっている始末です。
実はあの国生まれであの国育ちの某女性医師が自分の友人範囲内のFB上にいるのですが、この彼女、時々ヘンテコリンな「人を訝らせるよな」書き込みをします。その発想、一言で言ってしまうと何時も他人が悪い、、、という極めて外罰的なものなんですよね。なんだか侘しい気もするんですが、これもあの「恨の国」のある種の法則なのかなと、、、。彼女の書き込みには時折、勇気のある?アメリカ人たちからそれを揶揄するコメントが数個付きます。w
もともと貧乏人な人間に変に金が出来て自信がつくと先ずすることはまず服を買う、車を買う、次に家を買うというのが成り上がりの基本路線ですが、彼等の言うところの「隣の劣等国家」に負け続けて今まで劣等感の塊だった半万年の歴史を誇るwかの国も小金が溜まって遂に先進国宣言を「自ら」されましたので、温かい目で見守ってあげますかね。世界大統領も輩出されておられることですし。w
しかし、今日はふとしたことで長々と隣りのスコットランド人PIと話し込みましたが、彼さえもこの尖閣と竹島の話とは知っていました。その時前々から気にしていた質問をぶつけてみました。それはフォークランド紛争時の英国内の反応と、英国内に居住している敵国人たるアルゼンチン人の処遇などのことだったんですが、流石に三十年前のこと、彼も大学に入ったばかりで詳しくは知りませんでした。
それはさておき、改めてフォークランド紛争発生した当時の両国の政治的下地とアルゼンチンの行動を見ていると、もう国だけ交換して全く今の日本と韓国の話を丸写ししたような感じです。ただ少し違うとすれば竹島を当時の李承晩が反撃できない日本のことを念頭において日本の漁民の虐殺をし、占領した時間が長かったという部分が異なっているくらいでしょうか。
まあ、本当に勉強になります。ポピュリズムを盛り上げそれに乗っかった田舎者の集まりたるアルゼンチン人が冷静な超不人気のサッチャー率いる英国の毅然たる対応に多大の犠牲を双方が払いつつ英国側の勝利で終結。その後はどうなったか、、、。一度と言わず、二度三度とじっくり玩味して読む価値があるまとめ集だと思います。(こういう記事があるからWIKIには感謝して寄付したくなるんですよね!)それにしても一言、私が言えることがあるとすれば、
隣人は選べない
ということに尽きますね、、、。orz イスラエルの友人の至言です。

人気ブログランキングへ

0 件のコメント: