サイエンスなんかでも書かれてましたけど、来る予算の縮減率は40%と言う想像するだに恐ろしいものです。ハッキリ言って有り得ない程の物凄い退縮率ですよね。97年レベルに戻るとか、、、。orz
こんな事してたらアメリカの、特に政府系研究機関は人の維持ができないだろうと思っていたら案の定NIHメインキャンパスにスタッフサイエンティストとして20年近く務めていたインド系イギリス人の友人が来年9月までに(要するにこの年度で維持できる予算の最終年の再秋月である8月までに)どこか他のところに仕事を見つけるようにボスから勧告されています。
あれだけの実績とあれだけのしっかりした仕事をしていてもこういった事態では無情にも仕事の継続性を絶たれるという、、、。博士号も今のアメリカでは役に立たたない事態なんですね。
ここ数年のオバマ政権下での研究予算の撒き方には問題があるなと感じていましたが、いよいよドンヅマリになってきたようです。金と施設と人のつながりの力で世界から研究者たちを引き寄せ続けてきたアメリカですが、こういった事態が数年続くと、その後更に数年は「例え予算規模がある程度戻ってきても」ダメージが後を引くのではないかと強く危惧します。とはいっても、コレほどの規模の予算カットに対して科学者たちが抗議できる余地がどれほどあるのか、実際ラボの外では今日住む場所もない人、何日も飯食ってないような人がいるのですから声もなかなか大きくなりません。どうなるんかな、マジで心配です。
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