2021年9月30日木曜日

三度目のワクチン接種?娘との話

リッチモンドでテレワークに勤しんでいる長女からtelegram経由で質問がありました。

お父さん、追加のブースター・ショット打つのに良い時期かな?」(Is now a good time to get the COVID booster shot?)というストレートなものでした。私が返したテキストはIs it widely suggested by CDC to shot third boost in the states?というもので、そのavailabilityも含めて実際のところ現地ではどういう皮膚感覚なのかを含めて答えを待っていたところ、無難な答えが返ってきました。

It's eligible for people in healthcare and people with preexisting condition but will be available to the public soon.ということで、前回アメリカで開始されたときのように、ヘルスケア事業従事者と何らかの健康上の問題を抱える人々から優先的に打っていけるけども、すぐに普通の人達も打てるようになるだろうとのこと。まあ、間接的にネットで読み齧っていた情報とマッチしました。

娘にはこの後、正直に「この件に関してはまだお父さんいろんな論文で示されるデータを十分比較してないし、そもそもその手のデータ自身が未だ十分揃ってるとは言えないと思う。」との返事を返しました。要するにもう少し返答は待っててくれ!という事。w

今のところ手元にはワクチン接種でも戦闘国家であるイスラエルで示されたファイザー・ワクチンBNT162B2での三回目のショット(いわゆる二回目の追加ショット)が感染防御においてどの様な数値を示したのかというデータが示されています。


それを簡単にまとめると、60歳以上の実験参加者で5ヶ月以上前に一回目のブースターショットを受けた人達はこの追加ブースターショットで十分な疾病悪化防止効果を得たというものでした。
実際に、ブーストを受けなかった人達に比べて何倍効率的に防御が働いたかをその倍数で示したのが以下のグラフ。
やっぱり今回のブーストでもそれなりに間隔を開けてからでないと、ブーストの「実際の」効果は2週間を超えたあたりから15倍位になっているみたいですね。
どの年齢層においてもそれが当てはまるかどうかは今のところ未だデータが揃ってはいませんが、今のところこの60歳以上の人々では上のような結果が出てきているということです。

娘にはこの論文は送付しましたが、今後追加的データが出てくれば更に読んでいきたいと思います。

しかし・・・今回ネットをウロウロしてみて本当に驚いたのは陰謀論の多さ。もうそれはそれはビックリするほど、自分達の中で大盛りあがりです。これらのサイトは物凄く特徴的で、引用してるデータのリンクがまた陰謀論のページという大笑いのカオス状態。何というか、修学旅行の枕投げ状態で、自分達でデータに独特の解釈と注釈をつけて勝手に間違った翻訳をつけてワクチンが~、ユダヤが~というトンデモの(味方によっては社会学的解析対象としては至宝の!)サイトは粒ぞろいです!w

話が横にそれてしまいましたが、追加ショットの効果、そろそろ更なるデータが出てくると思います。その時はまた娘と話をしようと思っていますが、話の大筋は今のところもう見えている感じでしょうかね。

ところで、娘のメッセージは最後に"Getting regular flu shot today"とありました。


2021年9月29日水曜日

さいとうたかを先生、逝去

劇画の偉大な先駆者、コラボ形式でのマンガ制作の先駆者であるさいとうたかを先生が膵臓ガンで24日に84歳でお亡くなりになっておられたとの訃報がネットを駆け巡りました。

先生の代表作と言えば勿論世界記録更新中の「ゴルゴ13」。私がゴルゴに出会ったのは恐らく中学ぐらいで、床屋で読んでいた漫画の中に紛れ込んでいたのだろうと思われますが、確実にゴルゴのことを意識して読んだのは意外と遅くて大学生になって、医学部の授業で当時のゴルゴ好きの講師がやたらと授業中にゴルゴの話をしているのを聞いてからです。

その後はもう一直線。鋼の意志と神の如き肉体、そして謎に満ちた出生の背景など、引き込まれるプロットは大量にあるのですが、何よりもそのアーマライトM-16を使っての驚くべき狙撃と戦闘の数々でしょうね。

金では動かず信条で動き、隣りにいるホームレスも合衆国大統領もゴルゴの前ではタダの人間。高度な数学や物理学を一瞬で理解し、医学生物学や化学の知識もそこら辺のデータベースを真っ青にさせるレベル。おまけに少なくとも判っているだけで18カ国語を話すという・・・。

もうね、万能を超えた万能。なりたいものには何でもなれるのに敢えてスナイパーを生業にしているという神の領域に鎮座ましますワンマン・アーミー。恐らく並の軍隊1個師団程度では十分に準備をしてきたゴルゴには勝てません。スペツナズも、各国の特殊部隊も全く無駄な戦いしかできませんでしたし、ありとあらゆる格闘技のプロ達も今まで奇襲を含め様々な手段、方策を使って全力で彼に襲いかかりましたが、唯一接戦に近かったと言えるのはコロッセオで戦ったスパルタカスのみだと記憶しています。

その一方で、どんな身分のどんな社会の人間だろうとも信義をかけてゴルゴの信頼に応える人間には人種や性別、年齢を超えて最大限の敬意と保護を示すというところも痺れます。まあ、いまどきどこにも居なさそうなマッチョの中のマッチョです。

さいとう・プロダクションからは先生亡き後もゴルゴは続くと告知されておりましたし、先生御自身が既にゴルゴのエンディングも描き終わっていると仰っていたと記憶していますが、少なくともまだ終わらないということで私としては嬉しい限りです。先生の肉体がなくなろうとも、そのスピリットと作品は続くという素晴らしい「先生の現世へ残したお土産」があります。さすがは偉人です。

さいとう先生、ゆっくりとお休みください。これからも先生の作品は永遠に読み継がれる事でしょう。


2021年9月28日火曜日

嵐の二人の結婚

夕方のニュースを見て「オッ!」と思いました。

嵐の未婚組4人のうち相葉くんと櫻井くんが「それぞれ」結婚という事で同時発表がLINE経由で報告されてきました。他のニュースでも言われていましたが、最初はこの二人が結婚したのかと一瞬勘違いして「あ、彼らはゲイだったのかな?いいじゃん。」位の感じを受けていました。しかし、直後に「あ、そういう事!」という事で己の愚かな勘違いに気づきました。

この総裁選の次期や小室圭さんの帰国にぶつけてファンのショックを和らげただの、一粒万倍日だったからこの日に発表した等という推論が色々と並んでいましたが、有名人になると本当に結婚一つでも世間が大騒ぎ、というかマスゴミが大騒ぎですね。

ずっと昔から思っていたんですが、こういうアイドル系の男女に関して事務所がその恋愛や結婚を直(ひた)隠しにしなければならないというのはもういい加減に止めりゃいいのになと思います。夢を売る商売だというのも判るのですが、精神的にも肉体的にも健康な男女であれば、二十歳を過ぎればごく普通に「人」としてパートナーと心や体を通しての交流があって全くおかしくないはず。

それをあえて封印した振りをさせて、週刊誌ではよくすっぱ抜いたなどと言ってはしゃいでますけど、私から見ればはしゃぐほうがおかしいだろ?としか思えません。というかおかしいですよね。

今の時代に限らず、極端な意見や目立つ輩の意見が昔からあたかも「大方の意見」のようにライトアップされてきましたが、正にlight upと言う状況で、その他大勢のフツーの本当の大方のモノの見方は面白くありませんので、表には出てきません。あくまでも「目立った」「目立たせられた」意見が取り上げられる事になってきます。目に見えないものの大切さを改めて考えさせられます。

何れにしても、やっと表立って大手を振って二人で新生活を始められるわけで本当に何よりです。おめでとう、幸せになれよ~!という言葉以外の何もありません。(^^)/


2021年9月27日月曜日

CGM装着してみた!!!

CGMと言うシステムは一般の方には全く馴染みのない言葉かもしれません。

CGM(Continuous Glucose Monitoring)と言うのは持続的血糖測定システムのことで、皮膚に細いニードル・センサとなっている針の着いた刺すシール(リチウムイオン電池内蔵の3-4ミリ程度の厚さのコイン状センサー)を上腕の後部に貼り付けて間質液中のグルコース濃度を継続的に自動測定し、グルコース値の変化を線状のグラフとして、センサをかざすだけで常時機器上に表示する事ができるのです。

今回使用したのはfreestyleリブレというもので、専用のデータ収集器もネットで買えば7000円程度で売ってはいるのですが、それが無くともアボットの提供するタダのソフトをスマホにインストールすれば簡単に登録してすぐデータ受信機として使えます。このセンサ側の貼り付けシステムは1個3500円で、最大2週間使用可となっていて、おそらく感染対策などを考慮して2週間で自動的にデータ送付が停止されます。

実際は左のセンサパッチが一番右のシールされたカップの中に入っていて、真ん中の皮膚装着システムの中に入れてパチンと上腕後部に飛ばして貼り付けるようになっています。左のセンサパッチは500円玉より少し大きいくらいでしょうか。

集めたデータはグラフ上に記録されます。行動記録やインスリンのショットに関する記録もマーキングしたり、書き込めるようになっており、誰でも続けられるようになっていますし、インスリン使用者にとって急速に命に関わる低血糖のアラートのセッティングも簡単に出来ます。

これをDMの先生が院内で使用する開始前の実体験試験ということで、私が実験台になって測定をしてみることになりました。

皮膚を徹底的にクリーンにした後、先ずパチーンと装着した時には針が刺さるにもかかわらず先ずほとんど痛みなし。スマホにソフトをインストールした後、己の名前でソフトを登録。センサにそのスマホを近づけて一時間ほどでキャリブレーション終了。

この後は何度でも、いろんな状況で己の血糖を知ることが出来るわけで、今まで指先や耳朶で一日に何度もプチプチと血糖測定をしていたのがまるで冗談のようです。これ、アメリカでは誰でも普通にavailableらしいんですが、日本では今回のように糖尿病専門の先生が処方しないと(今回の私の場合は実質的な実験ですが。)いけないという「煩雑」な道具です。

日本らしいですね。iWatchでも心電図の日本正式認可はアメリカの数年遅れでしたから。

兎にも角にも、これから少なくとも一週間のいろいろな状況での己の血糖値を測定してどういう変動が示されるのか実際の生活に反映させるべく観ていきたいと思います。


2021年9月26日日曜日

日本が本当に貧しかった頃

Youtubeは本当に素晴らしいメディアです。

私の場合、premiumに入っていなくて下らないCMが割り込んでこようとしますが、adblockを拡張機能に入れていますのでそこは瞬間的にスキップしてくれる設定になっています。その多くはゲームのインストールを迫るものとダイエット系統の非科学的なCMで「こんなモノ本当に信じて購入したり入会したりするやつが居るんだろうか?いや、居るからこそこれほどまでに金を投入して宣伝してももとを取るほど騙される奴らが居るんだろうな。」という感想しか持てません。

まあ、そんな話は今回は脇においておいて、私が中でも感心するのは昔のドキュメンタリーものを50年、60年経ってその映像を好意によってフリーで開示してくれている幾つものスタジオがあることです。その中の一つに「山かげに生きる人達」というものがありました。

1969年の制作なのですが、1965年生まれの私にとってさえ「これは、、、」というような山形の僻地にある文明というものとはほぼ切り離された生活を送る炭焼きの一家の物語です。

風邪をこじらせても解熱剤も抗生物質もなく、医者がいる診療所まで一時間以上のところに住む一家。そして治療施設に届くことさえなく普通に死んでしまう子供達。そしてそれを淡々と受け容れる親。そう言えば、私の親の世代の頃には兄弟姉妹の中に幼い頃に無くなってしまった子遠が居るのはまだまだ普通のことでした。しかし、もうスグそこに1970年が来ようという頃でも未だこういう生活が残り、幼い子供達が先生の言葉を素直に信じ、先生も子供達を我が子のように思い可愛がっていた時代が未だ有ったという事に深い感動を覚えます。

その後、このビデオを解説してくださっている多くの方々のコメントを読むとこのエリアは今では高級和牛の産地になっているとか?ただし、少なくともこの炭焼きと言う産業自体が石油文明がこれから発達しようという日本では既に急速に終わりを迎えていた産業だったことも事実。

そういう暗い未来が確実に周りの人達からは見えていても、なかなかその渦の中にいる自分達にはそれが見えない、見たくないというもどかしさもあります。

映像の中では小学校で普通にペットとして子熊を育てていたりという凄さがまだまだあった時代ですが、ほんの50年前の日本にはこんな世界が未だ普通に有ったことを今の20代前後の人達が果たして実感できる訳もありませんし、無理でしょう。しかし、我々の日本はホンの70数年前にボコボコにされてその後必死に生きてきて今の日本が出来あがった事を間違うことなく、よく理解しておく必要があると強く思います。

古代史、世界史を学ぶのは非常に大事ですが自分の生まれる前の100年の国の近代の歴史というものを「よく」知っておくことはその国に生きるものとしてのアイデンティティ形成には必須のものだと改めて感じさせられた幾つものyoutube上の「華(はなぶさ)映画社」の映像でした。

もし皆さんも時間があればその幾つかでも結構ですので視聴して頂ければと思います。きっと時間の無駄になることはないでしょう。