道を走っていて今でも時折遭遇するのは大量の白い排ガスを撒き散らす軽トラや黒煙を撒き散らすでかいトラック。
この前のVWの事例を挙げるまでもなく、今時の先進国では排ガスを出しながら車が走るなんていうことは、実質上犯罪のようなもの。たとえ古い車であってもそれが理由でパレードの時くらいしか車が引っ張り出せないような物件もあります。
(昔の車は有鉛ガソリンで走るのが前提で、添加剤をいれないとバルブシートからのシール漏れを起こすことも有るため、基本的には普通の無鉛化ガソリン対策車として改装していなければトラブル発生の元となってしまいます。)
さて、問題は元に戻って今でも出てくる煙を撒き散らす車です。
時々なんですが、もうもうと白い煙を吐き出しながら走る軽などを見ていると、いくら現代の車が100台よくコントロールされたクリーンな排ガスを出したところで、この一台の軽が路上を走っているせいでそれら全ての努力が無に帰していくのではないかという感覚を受けます。
実際はそうではなくて、他の車がクリーンであるからこそこの一台の存在が希釈され存在を許されているのでしょうからこう言った排ガス技術の進展は全く素晴らしいものではあるのですが、もし全部がこの軽と同じようだったら昭和四十年代の光化学スモッグの頃に逆戻りですし、、、。
メリーランドに住んでいた頃は、警察もDMVも排ガスには非常にうるさくて、車検は無い代わりにこの排ガスがコントロールされているか否かというのが実質的な車検になっておりました。ですから、ぼろグルマに乗り続けていた私たちはこの車検を通すことに対しては常に神経過敏になっていたものです。w(チョット日本の標準からは考えられない話ですけどね。)
路上で白煙・黒鉛を出すようなトラックやディーゼルは容赦なく警官がプル・オーバーさせて、路上で簡易排ガス測定器を排気口に当てている光景を時折見たものです。しかし、まあ日本ではそんなのありませんからね〜。
水しか出さない車、もしくは電気だけで走る車が路上の9割を占めるようになる時代って何時来るんでしょうか。俺が生きている間にはマア無理ってことで。w
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