以前、次女がロシア語の授業をとり始めたのはここでちょこっと書きました。
ところが、話はそこだけでは終わらないことに・・・。
どうやらいきなりの話なのですが、来年の夏にロシアでの短期留学(ステイ)のチャンスがあるので、それに対するアプリケーションを出して欲しいというのです。
無論アプリケーション自体は娘が出すのですが、それをサポートするレターを親の方も書き込んであげなければならないのです。
取り敢えずは私の方のメールにそのアプリケーションを出すリンクと説明書きが送られてきたのですが、これが結構仰々しい。
プログラムはNSLI-For Youthというもので、趣旨としてはより教育機会の少ない言語に対して夏もしくは一年の期間を設けて教育の機会を与えるというものです。
(その対象言事にはArabic、
Chinese (Mandarin)、
Hindi、
Korean、
Persian (Tajiki)、
Russian、
Turkishが挙げられています。)
この趣旨は結局アメリカという国家のバックグラウンドはアメリカが他の国家に対する分析や理解するスキルの正確さと深さとに全て依拠していることによります。
結局は、そういった覇権国家としての「他の国に対する分析力」を保つという最終的な目的に近づくという趣旨も大切ながら、そこまでには至らないものの、そういった外国語への関心を生涯にわたって保ち続ける国民(根っこ)を育てるということの大切さを政府レベルで理解しているわけです。そしてその根幹に横たわるのは「言語」の理解。
アメリカ人に施されている外国語教育の現状を「知っている人は知っている」と思いますが、メジャーであるはずのスペイン語教育の壮大なダメさ加減はそれはそれは目を覆わんばかりのものです。w
率直に言ってとても日本人の英語を嗤えないレベルかもっと悲惨かもしれません。
だって、学校教育を終わって言えるのは数を十まで数えて簡単な挨拶のフレーズを云える程度の人間が殆んどですから。彼らにとってラッキーなのは現在の世界における最も優勢な言語が英語であるということです。(まあ、それ自身が外国語の学習を阻害している最大の悲劇的要因の一つなんですが・・・。)
さて、その成功率ですが、、、次女のアプリケーションが通る確率は、次女に言わせると「ハーバードに合格するより遥かに難しい」とのこと。そうですか、そうですか。
頑張ってもらいましょう。w
0 件のコメント:
コメントを投稿