原付きを借りて少し運転していた所で恐ろしい光景を目にしました。
80半ば?と思われる腰の曲がったお婆ちゃんが、幅7−8メートルの対向二車線の道を右から左へ横切って歩いているのですが・・・。
その歩き方が本当に本当にヨチヨチ歩きの赤ちゃんよりも遅くて、もうナンカ見ているこっちが原付き降りて助けてやらなはねられて死ぬぞい!というほどのハラハラ具合。黒ひげ危機一発なんてこの光景に比べたら屁でもありません。
まず右から車の流れガン無視で登場したこのお婆ちゃんの姿を最初に見つけたのはどうやら私。俄には信じがたい眼前の光景に戸惑いつつも自分の後ろを見てみると私の後ろにも次第に車が近寄ってきますが、さすがに私が道の真中で原付き停めてお婆ちゃんを見守っていたので気づいて留まってくれています。
対向車線の軽トラのオジサンも口を半分開けながら呆然。w
私の後ろにはミラーで見る限り6−7台の車が停まっていましたが、静かに待ってくれています。周りの通行人達も、通り過ぎつつもおばあちゃんの動きからは目が離せない感じ。
お婆ちゃんが交通の流れガン無視で道を渡り終わった後も、歩道の左端奥まできちんと移動したのを確認するまでわざとスタートを遅らせてやっと出るまで多分2,30秒くらいだったでしょうか・・・。
その姿を見て、「交通事故の犠牲者の多くは高齢者と子供」と言う言葉が何度も何度も脳裏をよぎりました。
無理もないです。この、超常現象レベルのお婆ちゃんの道の横切り方を見ていると、そりゃあ自殺行為とほぼ変わらないレベルの行為ですもん・・・。
やっぱり、爺ちゃん婆ちゃんは、子どもと並んで交通弱者です。はねた方もはねられた方も不幸になる。
それが交通事故。飛ばして得なことは何もありませぬ。飛ばすくらいなら早く家を出ましょう。前の車との車間は詰めないようにしましょう。
高度な自動運転制御がなるべく早く普及して欲しいもんだと強く願わざるをえないような今朝の風景でした。
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