2014年9月12日金曜日

タバコを吸う医師・看護師達

昨日に続いてのタバコの話です。

日本で意外と広く言われているのは年配の医師の喫煙率の高さ。これが減るにはもう時が経つのを待つしかありません。
しかし実際の所、若い医師は「感覚的なもの」ですが、タバコ吸ってる連中はほんとうに少ないと思います。

実際、これらは簡便なデータとして出されているようで、直近のものでは2012年ですね。
ここを観ていただくとよく解りますが、呼吸器内科の先生が書かれているブログに日本医師会の発表データを解りやすく書かれているページが有ります。
これを見ると男性は8人に一人、女性は33人に一人の割合で喫煙を続けていることが理解できます。
呆れるのは15人に一人の割合で呼吸器内科の医師が喫煙者であるという事実。まあ、愚かな話です。呼吸器疾患を治療する医師がタバコを吸うとか私的には正気の沙汰とは思えません。正直、医師としては診療資格・資質を疑うレベルですね。まあ、母集団は高齢の男性医師にシフトしているんでしょうが。

そして看護師はと言うと、、、データによって大きなばらつきがあるようですが、申告によれば10%から40%までの間の何処かに答えがあるようですが、いろいろな病院や病棟で見た感覚的なものでは「相当数」の看護師が男女を問わず吸っていると思います。まあ、五人に一人は吸ってるかな?年配の看護師は男女ともに「もっと」吸ってると思いますね。半分弱は行ってると思いますよ。

中には朝の出勤一発目からタバコの臭いを周囲にまき散らしながら登場する隠れヘビースモーカーも居ますからねー。一体何を考えているんでしょうか。看護師が煙草臭くて嫌がる患者さんの事とか考えたこと無いんでしょうかね。まあ、煙草臭い人というのは自分が煙草臭いというのは自覚できないので無理なのでしょうが、、、。相当臭いし。
病院の周り100m位は喫煙禁止、もしくは病院の建物が見えるところではいかなるところも病院職員は喫煙できないようにすればいいと思うんですけどね。

そういった喫煙者である女性看護師の多くが、訊くと「ストレスが・・・」とか言い訳するんですけど、「ストレスは非喫煙者でも有るよ?」というと、だんまりです。結局セルフコントロールと、ヘルス・マネージメントが出来ない人達がこういった喫煙者になるんだと私の中では結論を出しておりますが。ヘルスマネジメントに預かる人間が喫煙するとか何をか言わんやと言いたいところですが、こればっかりはもうaddictionの一つですから、なかなか容易にはいかないタイプの人が居ることも間違いありません。

国民医療費を大きく底上げする喫煙習慣。いつの日にか死滅すべき習慣です。
下のグラフを見てみましょう。アメリカにおけるタバコ消費量のピークと肺がんによる死亡者のピークの出現と減少は見事に30年という時間差を持って登場しています。
副流煙を含めて他人にまで死と病をプレゼントする「喫煙」という習慣は必ず消え去らねばならない宿命を持っていると思います。絶対に。

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