今日はちょっと思い立って車で十分ほどのところにあるBattery dantzler parkというところに両親と家族を連れて行きました。
ここはいわゆる南北戦争の激戦地の一つでして、I-95 やルート1号沿いに広がる南軍と北軍の移動エリアの真っ只中にあります。当時は巨大な大砲が設置され、向こう岸に向かって打ちまくっていたようですが、そんなことがされていたのが私の生まれるたったの100年前だったというのが驚き以外の何物でもありません。
まさしく上の写真に出ている大砲の窪みの所は未だに窪みそのままに保存されていまして、土嚢が置いてあった部分もそのまま土壁に草が生えた状態で当時の面影をとどめていました。近代国家の雄としてのアメリカもわずか150年ほど前にはこうやって南北に分かれてドンパチやりあって大量の人間が死亡していたのですから(戦闘死、病死込で60万人以上!)何だか信じられません。
それでも、今はこうやって何事もなかったようにその子孫たちは日常生活を送り、黒人が大統領をしているのですから本当に隔世の感がありますよね。当時の人達がオバマ大統領を見たらアフリカの何処かの元首か何かがスーツでも着てるのかと勘違いしそうです。おまけにハーバード出身ですから。w
私の両親は取り敢えず看板に書かれている英文を訳して当時の状況を説明したのですが、その内容に「へー~、あら~、ほ~」と感嘆詞ばかりを使って応答していました。やっぱり、どう考えても戦争なんぞ無いに越したことはないですな。
このあとは皆でアンティークショップ巡りをして家に帰りゆっくりと一日を過ごしました。数日前からとっている夏季休暇の使い方というのはやっぱりこんなもんですかね。
そういえばちょっとネットで見たのですが、昨日8月8日は昭和88年の8月8日だったんですね。昭和は遠くになりにけりです、、、。
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