今、新しく全米レベル、ひいては全世界レベルでの海外にいるサイエンティストを結びつけようという試みが始まっています。ネットワークの名称はUnited Japanese researchers Abroad (UJA)です。
まずは手始めにDCに今まで二回集合した東海岸と西海岸の各大学や研究所の人間達が中心となって動き始めたのが去年でしたが、今年は更にそれが具体的に動き出し、仕事の分担や実際に組織として走らせる際の運営上の目標、どういったことに留意せねばならないか等の実作業における大小の目標、基準などを次々に話しています。
実際の討論は各グループ、そして全員でというようにグーグルのディスカッションボードやFBまたはメールによって進んでいまして、熱く濃密な議論が日々交わされています。
内容をここに写したりするのはさすがに差し控えますが、各人のサイエンスに対する思いというものの「熱さ」には圧倒されるばかりです。皆、書き込まれる内容は各人の真剣な思考や感想で、「いつも感じたり考えていること」がここに来て迸るが如く溢れ出ていることでしょうか。ただ、どんな事業であってもそうですが、いつでも最も難しいのは我々の考えていることと、現実を変えることとの間には大きなギャップが存在していて、そのギャップに関してはその埋め方に関して多くの人が同じような悩みを抱えているということです。
皆の熱い思いを「現実を変える解」に落としこむ方法論というのは本当に色々なファクターを見ながら議論と行動を起こさないといけないので、実に難しいのですがここは時間をかけつつも最適解(に近い)、というよりは皆が納得の行く方法を考えないといけないかなと思います。
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