2013年8月5日月曜日

老人とインターネット

ネット環境が市井の人々にとって普遍的なものになってからどれくらい経ったでしょうか。
少なくとも僕が大学で初めてネット接続というものを経験しモゼイク(ネットスケープの前にあったブラウザ)で経験したのが約20年前でした。それまでのコンピュータというのはスタンドアロンの論文作成機、もしくはゲームをインストールしたりしてどこともネット環境などというものとは繋がらずに存在しているものでした。
ところが、大学にLANが入ってきて個別のメルアドを配り始めた頃から確実に需要が増え始め、gopherなどを使った文献検索などが急速に普通になって来ました。それからはブラウザの進化も急速に進み、IEの独占対Netscapeの闘いへとブラウザ戦争が移った後からは多くの方がその進化をリアルタイムで見てこられたのではないかと思うんですが、時代は本当に変わりましたよね。
実家の両親にiMacのボンダイ・ブルーを買ってあげて実家にDSL契約までして置いたのに一度もスイッチを付けること無くそのままになっているマシンの実態を見てからは両親にPCやネットのことを教えるような時間の浪費以外の何物でもない行為はいっぺんで諦めました。
それから十数年。我が家の両親も、嫁さんの両親も21世紀の文明の発達に全く無関係に生きて参りました。ほとんどクレジットカードとも無縁の生活で、車の購入意外の全てはニコニコ現金払いの世界。
こう言ってはなんですが、今の時代、あの老人達はFBIやCIAにとって最も情報を得にくい人達ではないかなと逆に考えてしまいます。w
さて、今回アメリカに来た私の父親に嫁さんが横に張り付いて手取り足取りブラウザの使い方からはじめ、Youtubeの使い方、その他の基本的なソフトの使い方を教えたみたいです。どうやら70代なかばの父上にとってはチャンネルの無いテレビのように見えたようですが、ネット環境で日本のテレビをみている時に時々画面が止まってしまうのはどういう理由なのかを説明するためにデータ転送とバッファの関係を噛み砕いて説明したのですが、どうも解りづらかったようなので脇で読者にせっつかれながら原稿を書いている小説家の話に置き換えたら「なるほど~!」と理解してくれました。
少なくともアメリカで何不自由なく色々なコンテンツを観ることが出来る時代であることに驚きを隠せなかったようで、「便利な世の中になったもんじゃね~!」とニコニコ顔でした。
歳をとっても平気の平左で新しいものに順応していく人々と、我が両親達のように「理解できそうにない(理解できないではない!)」ものには決して近づいて行かない人達。
何でこういう激しい差がついちゃうんでしょうかね。やればいいものを、、、。
オマケ:早速間違ってウイルスのダウンロードをやらかしてくれたようです。多分、動画サイトに出てきた広告を何気なくクリックしたんでしょうな。orz 除去はすぐに出来たのでよかったのですが、時々そういうことも教えとかないと危ないっすな~。
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