2010年12月3日金曜日

成績表

学生達の成績を付け終わった。何種類ものテストの組み合わせをそれぞれ加点していくものなので、長い期間とそれなりの手順を踏まなければならない。
最終的に皆並べ直してみると、本当に15点くらいの間に90人くらいの人間がそれこそ0.1点刻みで並んでいる。本当に皆点数がそのまま奨学金や奨励金につながってくるので真剣に回答の突き合わせを私のところにまで持って細かく質問してくる。(笑)
本人たちにとっては良い点をとるというのはたとえ最後には資格を取って学部を出て行く仕事であっても将来の就職などに影響が出るし、クウェートなどから来ている学生達などにとっては奨学金を出してくれている国王に恥をかかせることになるため冗談では済まされない。
アメリカの大学生はほんとうに良く勉強するなと思う。この大学でこれほどであれば、ハーバードやイェールはきっと隣の人間と触れ合うと火花が散るほどテンションが高いのではないかと想像する。
人間を磨くにはこういう時期に真剣になる事が大切だと常々思っているので、こうやって学生を自動的に勉学に追い込むシステムというのは実は誠に理にかなっていると思う。怠け者も逃げられないので、自然と「勉強する能力」の戦い、自己との競争になってくる。
世界から集まってくるこんな学生達に日本のゆとり世代が勝てるとはとても思えない。
社会を支えるのはハードワーク以外の何ものでもないと思います。
日本もやっと、やっと、それこそやっと、ゆとりから舵を切ったとか、、、遅すぎなければ良いのだが。知の断絶が恐ろしい。回復にはそれこそ掛けた時間の倍以上の時間がかかるのだ。

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