2018年12月5日水曜日

学歴詐称と懲戒免職

しばらく前に「大卒なのを高卒」と詐称 神戸市の男性職員を懲戒免職という話があって、何だ何だ?ということで記事を読んでみると・・・。

定年後に63歳の男性職員が誰かにチクられて実は高卒で学歴が止まっていないということで免職になったという話。orz

これってなんか問題あるんでしょうかね。いわゆる学歴詐称という犯罪なんでしょうが、大学院だけ行って東大院卒とか言ってる学歴ロンダリングとは真逆のもので、その人の能力が劣っていて問題になったわけでもないのでしょうが、一体この人遡って退職金を変換させられたりするんでしょうか?
もしそうだとしたら個人的にはちょっとやりすぎという気が。ただ馘首になって仕事をなくしたくらいならまだ救いはあるのでしょうが・・・。

要するにこういった”下の方の学歴”で設定を行って仕事を供給するという方法も学歴を手にしていない人向けにも仕事を!という意味では確かにあると思うんですけど、何らかの仕事をキチンとこなすために誠実に働いてきたのなら情を以て対処するのが人としての法の取り扱い方だと私自身は考えます。

履歴書に虚偽を書いたという意味では法的には学歴詐称で懲戒解雇できるのでしょうが、その人の能力が要求水準以上であった場合というのは何だかな〜って感じです。
例えば、即戦力を要求されて結果を出すべく高給で雇われたプログラマーが無能で全くプロジェクトの水準にマッチしなければ大問題でしょうが、役所の運営に支障をきたすこと無く仕事を定年までこなしたというのであれば良いんで無いかい?

税金で雇われていたから問題なんでしょうかネ?
難しい話なんでしょうが、もし私が神戸市民だったら、「まあ、ええやん」で済ませてしまいそうです。w

2018年12月4日火曜日

見事に風邪ひきました

情けないことですが鼻風邪をひいてしまいました。

もう、夕方から鼻か水のような鼻水がトロ~リトロリ。自分の意志とは全く関係なくスル〜っと落ちてきます。両方の鼻の穴の中に水道の栓でもあるのかなという感じで落ちてくるせいで、コンピュータに向かって仕事をしていても最初のうちは全く仕事にならず。

咳は出る、鼻水は垂れるでみっともないことこの上なし。
これはアカンということで、ティッシュを手元において端から垂れる水を拭き取りつつ仕事をしていたのですが、どうも拭き取る数がが頻回過ぎて作業に集中できません。

仕方ないので、肚を括って両方の穴にティッシュを半リング状にして牛の鼻の輪っか状に端っこを突っ込んで作業。家の中では嫁さん意外は誰も私の勇姿を見ていないからこそ出来る荒業です。w
この牛の鼻輪のことを鼻環と言うんだそうですが、調べてみると色々と面白いことが描いてあるまとめページが有りました。知らんことばっかでした。牛の鼻って鼻毛がないんですね〜!。

さて、風邪の方に戻ると自分自身にはとりあえず漢方の小青竜湯とフェキソフェナジンを処方開始。鼻にはとりあえずアラミスト点鼻液を両方に一吹きして強引に症状を抑えにかかりました。

とりあえず朝には軽い咳が残っているだけになりましたので、何とかなったのかな?
気合が足りないせいでしょうか。日常診療でもう少し緊張感を入れろという天の声なのかもしれませぬ。

2018年12月3日月曜日

おかしな親から育てられても

患者さんのご家族が一緒に来られるとき、その付き添いで来られるのは多くの場合子供さん達です。

病を得て入院するその初日に付き添ってきてくれるのは、何も心からその身を案じて来てくれているわけではない場合も"実は”多いのです。
血の繋がった親子という身内だから来ていると正直におっしゃる家族も意外と沢山います。最初の頃こそ驚いていましたが、今では何の感情が湧き上がることもなく、ハイハイと聞くだけ。

というのも、親子関係というのは実に複雑であることが今更のように実感できるような話が次から次へと出てきて、逆に私自身が「それでも、入院時に付き添ってきてくれるんだ!?」と本当に驚くような仕打ち・虐待を受けてきた家族も多いのです。

「俺なら全力で家族としての関係を切るな〜」と言うほどの家庭内暴力や行為の数々は、言ってはなんですが鬼畜・狂人の所業みたいな話も実際にはあって、この人達よく生き残ったな・・・と言うことも多々。(具体例を今書くと迷惑がかかる場合もあるでしょうから実際には書かずに濁さざるを得ませんが・・・。)

人生の晩年になって一人で歩くこともできなくなったり、ボケてしまってどうしようもなくなった親を、いやいやとは言えまだ手助けしてあげる子供さん達に私は感心する以外にありません。

バカ親、クズ親、狂った親、自分が大きくなって外の世界と比較をすることによってこそ初めて知ることが出来た我が家の中に居る“おかしな人”の存在を理解し、かつ自分はおかしな人に育つこと無く成人することが出来る場合には、通常何れかの片親は少なくともまともな人であるようです。(実際に病院でそういった方々たちと話して得た印象でしかありませんが。)

そんな環境でもまともに育つ人は育ち、そうでない人間は・・・。
世の現実の複雑さを毎日のように見せつけられる病院での日常です。

2018年12月2日日曜日

戦争犯罪

ナチスの医学上の犯罪を調べているうちにベトナム戦争や太平洋戦争のことも自然と調べる事となりました。

ナチスのやった鬼畜の所業は世界の多くの人々が知るところですが、ベトナムや太平洋戦争の中でもその際限ない暴力と所業で恐ろしいほど残虐な事を互いにやりあっているということを学ぶ度に人のすることの愚かさにうなだれるばかりです。

例えば東京大空襲では第一回の大規模空爆でカーチス・ルメイの指揮する爆撃は32万発の焼夷弾を落とし日本を焼き尽くす第一歩を記しています。死者負傷者の一回目だけでの爆撃の犠牲者は14万人。
地獄の炎の中を逃げ惑い死んでいった年寄りや女子供達を”もし”直接彼らが見ていたら果たしてその職務の遂行を正義と感じたでしょうか。

ベトナム戦争でも家や村々を焼き尽くした挙げ句、隠れたベトコンを探し出すという名目で徹底的に彼らの日常生活を破壊し尽くしていきました。しかし、彼らのやったことはテレビで毎日のように報道され、その真実の姿が茶の間に晒された時・・・アメリカの人々が自分の国の軍隊の行動をどう評価したかは皆様のよく知る通りです。

そして日本は日本で、精神や身体に障害がある人間を邪魔者として扱かった酷(むご)い歴史がビデオ・アーカイブスから我々に「お前ら人間の中にある本性」とは何なのかということを毎秒毎秒問いかけてくるのです。

いつもは善男善女である多くの人々が、戦争になると、見たことも無い相手を効率良く殺し続けることこそが戦争の勝利なんですから、戦争こそは狂気そのものです。そもそも起こすこと自体が最低の選択。受けて立つのも可能な限り外交努力で避けることこそが、進歩した文明の大切な仕事でしょう。

個人的な事だと、私の父もグラマンから子供の頃に機銃掃射を受けて九死に一生を得たそうですが、その時に父は真っ赤なスカーフを巻いたパイロットがニヤニヤ笑いながら自分を撃ってきたのを今でも鮮明に覚えているそうです。

馬鹿な指導者達が、先の2つの大戦から何も学ぶこと無く自分の懐の弾のデカさと数を競ってオラつく様な愚かな真似を再びしないことを祈るだけでなく、我々がその愚行を阻止すること自体も大切かと思います。

戦争は愚かで無意味です。

2018年12月1日土曜日

父ブッシュ死去

Bush元大統領が亡くなりましたね。

日本にとっては煮え湯を飲まされてばかりのキツイ政策を連発してきた親父さんですが、最後は94歳までの長生き、しかも最後は穏やかな昇天だったようです。

パイロットとして太平洋戦争中に日本軍に二度も撃墜された歴戦の勇士であることは間違いない事実で、こういったバックグラウンドがあるという状況では表立った外交上のものはどうであれ、心の中の正直な対日感情は実際はネガティブでもしょうがないかなとは思うんですけどね。

この人の在任中の大きな記憶といえばゴルバチョフとの歴史的和解による(古典的)冷戦の終結。それと並んで大きな記憶は湾岸戦争での劇的な勝利でしょうか。
とりあえず物凄い電撃的な勝利だったのと、戦争の生中継で眠れないアメリカ人が続出してそれ自体が社会問題になったのを覚えています。

政治とは直接は関係ないのですが、この人の事でもう一つ覚えているのは子供さんの一人を白血病で亡くされていることで、自分自身も頭髪を剃ってファウンダーとして応援をしていたこと。あと、息子さんは識字障害だったことでファーストレディだった奥さんのバーバラさんを中心として、その障害に対する啓蒙活動をしていたことでしょう。

このバーバラ・ブッシュは在任中から全く表で出しゃばることをしない、いわゆる古典的で保守的なアメリカ人主婦のイメージを持っていて、これまた"進歩的な"アメリカ人女性には結構ネガティブに捉えられていたようですが、実のところ家の中では国政レベルの意見交換でもこの御婦人の意見は親父さんを右に左に動かしまくっていたようです。
まあ、実際はどこの家庭でもかなり重要なことの決定には大なり小なり配偶者というのはこういう役割を担っているんでしょうかね。w

結局のところ一時期の超高支持率を維持できず、クリントンにはボコボコに負けたわけですが、原因の一つはダメすぎ副大統領ダン・クエールの存在があったように覚えているんですが、何れにしても親子三代でアメリカの国政を担ってきているテキサスの石油成金のエリート一家。

日本にキツかったとは言え、現職のトラ何とかというインチキ不動産屋よりかは遥かに理屈通りの数倍マシな人物でした。

合掌。