2026年7月21日火曜日

身も震える清潔感

ゴミ屋敷の事は何度も書いていますが、そこに住む人はどこに身を置いているのか?

こういう場所で生活を送るいろいろな人のパターンを「必然的に」見る機会は何十回とあったのですが、基本的に物凄いゴミや埃の中で座り込んで生活をしている人が多いと感じています。座り込んでいる箇所は通常一か所。

年単位で座り込んでいるその畳や絨毯はすり減ってセンチ単位で凹み、構造上の下地が見えているような事も多い感じです。そしてその脇には小便を溜めたボトルや麦茶の容器が置いてあったり、その更に脇には便の入ったオムツが置いてあったり…。

こういった話を聞くだけで、具合が悪くなるような人もいるのかもしれませんが、話はそんなところでは終わりません。その人物が通常座っている場所の周りには折り畳んだり伸ばされ切った布団が何年も場所を変えずに敷いてある事が普通で、いわゆる伝説の「万年床」が出現しているのです。

その布団は何が中にあるのかを考えただけで「怖くて」とても捲れないのですが、冷房なども当然のように付いていない空間で汗と油に塗れたその布団には一体この「ガムテープでぐるぐる巻きにしたの?」と言いたくなるような茶がかった黄色の光る物体である「元」枕であったろうモノが置いてあったりします。orz

ここに寝ているのか…想像を絶する世界なんですけどね。

そういう汚染された謎のオブジェクトを看護師さんと二人で横目に見ながら診察をしていく訳ですが、そういう患者さんにはダニや虱、疥癬(ヒゼンダニ)などが寄生しているリスクは当然の事、結核などを持っている人も比較て多くいます。家の中が埃や謎の物質だらけの不潔な部屋で、低栄養で暮らしているのですから免疫の機能も当然落ちている訳で、然もありなんですよね。

こういう人達は行政からの支援を意外と嫌いますし、部屋を綺麗にしてあげる行為自体に怒りをもって反対してくることも多いのでそれがセルフ・ネグレクとの特徴なのかななどと一人合点はしていますが、助ける手を払い除けられるとやっぱりこちら側としては助けようもないのでした…。

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