いわゆる新人達に対する年配者グループのいじめだと思われるのですが、基本的には今の時代こういう行為はパワハラになります。昔はどういう感じだったのかは知りませんが、こういう病棟内で看護師の暗闘は看護業務という仕事が始まった大昔からあったんだと思います。
それにしても、特徴的なのはいじめを行っていると言われる連中はみな揃いも揃って「裏表」があると以前から私がずっと考えていた人間達。表では笑っていても裏では嗤っている人間だという事です。
この手の人間は患者の看護においても裏表があり、人の目が届かないところでは患者さんに対して厳しい言葉、口さがない言葉を吐く事。実は患者さんからは我々医師に対してそういう事に関する訴えや告発は普通に届いています。そういった事を知らないのは看護師さんだけ。
私の病院では看護師の問題は看護部が取り扱うとなっている暗黙の了解があるそうなのですが、この世界を取り仕切る医師法では看護師は医師の指示のもとに働き、准看護師は正看護師の指示のもとに働くという指揮系統が成立していた筈。まあ、当院の悪しき慣習ですな。
仕事の出来ない看護部長が居て、その下で太鼓を叩く人間が揃っているような世界ではとてもとてもそういう事態を改善できるはずもなく。渦巻く下の人間の不満は病院を辞職するという形で表現される事が多々あります。しかし、実際はこういう辞職は看護師間では本当によくある事。
それでも、資格職というのは非常に強力。どの病院に移ろうとも大概何の支障も無く再就職できます。そういう意味では看護師さん達の暗闘?は時と場所を変え続いて行くのでしょうが、こんな事して何か益があるというのでしょうか。
看護師の世界は狭い世界。名古屋で仕事を続ける限りいろいろなネットワークを通じて看護師同士の人物評というのは漏れてくるものです。結局自分の住む場所を狭くしているのは己の行い。何れの日にかその行いは自分に返ってくるものと思います。
悪貨が良貨を駆逐する世界ではあって欲しくないものですが、私の知る幾つかの病院では声の大きな人間が結局のところ「幅」を利かせているようです。
ところでこういう人達、実は最後には私の目の前から去ってくださいます。何ででしょうね?w
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