今までの懸案だった昔のボスの居る名大のラボに行くという目標を達成することにしました。
という訳で、朝の回診を終了させた後バスと電車を乗り継いで10年振りの鶴舞公園へとやってまいりました。
昔々の大昔、このすぐ脇の狭間町というところに住んでいました。
長女も長男も小さくて、次女など影も形もない頃でしたが、当時は長男がここの池にやってきてはフルチンで泳ぎ遊びまわっていたのを覚えています。w
それから既に15年以上経ちましたが、こうやって名古屋に帰ってくるとは思ってもいませんでした。やっぱり何か縁があったのかな。
上の写真の噴水の脇を通り抜けて直ぐに病院の方へいきました。昔はまだ病院の折り鶴の形も両翼が揃っているわけではなく、向かって右側の羽の部分があるだけでした。
基礎棟のビルもすっかり新しい姿になってしまっていて、入り口がどこかも最初はわかりませんでしたが、そこらあたりを歩いている若手の研究者っぽい人に元教授の名前を言ってXX教室は今どこかということを伺ってビル内に入って行くと、部屋の中には何と昔大変にお世話になったK子先生がいらっしゃいました。
先生御自身も驚かれましたが、私も懐かしさの余り思わず二人で熱く語り合ってしまいました。そこに暫くすると昔お世話になった教授も帰ってこられて更に話はヒートアップ。どれくらい話しに時間を費やしたかわかりませんが、気づいた時には腹が減ってしまうのを実感するまで続いて、最後には皆で近所の蕎麦屋に揃って行った挙句そばを奢っていただきました。w
それでもまだまだ話すネタは尽きず、また話をしようということになりました。
今日はゴールデンウィークの最終日でしたから、元ボスの教授も「もしかしたら」居ないかもしれんな〜、もし居なかったら「トッツァンも堕落したな〜!」等とほざいて帰ろうかななどと考えていたんですが、(内心では99%の確率で居ると思っていましたが。)やっぱり確率的に私のベットは勝ち目がなかったようです。
やっぱりこういう生真面目に淡々と働く人間が居る限りは日本のサイエンスはまだまだ大丈夫かな、とも考えるのですが先生方の話を伺った所、どうも日本のサイエンスの未来はそう単純に明るいものではないというのが先生方御自身の実感であるようで少し暗い気持ちにもなりました。
帰りには少し名古屋駅の方へ足を伸ばし、高島屋の11階にある三省堂で医学書を買って家へ戻りました。
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