2013年9月17日火曜日

季節は秋、しかしSATの競争は今が熱い

朝起きて庭に一歩降りると既に空気は完全に秋です。
葉の色づきも急速に加速してきましたし、実際落ちてきた葉っぱも裏庭に溜まり始めるようになりました。ドライブしている時に何気なく空を見てみると、やはりかなり高い空に絹層雲がシューーーっと筋を描くように散らばっていて、いかにも「天高し」と秋を感じさせるようになっています。

さて、実はこの時期高校最終学年になるいわゆる「シニア」と呼ばれる四年生の諸君は既にカレッジに入るための色々なテストの準備やテストそのものを受けている最中で、四年生になって間もないというのに実は勝負は既に後半戦です。
ここのところを多くの学生が勘違いしているのですが、三年の夏休みが終わった時にはカレッジに出す評価項目に該当する部分の多くの部分は既に終了しているということ。その上で、あとは既にこの時点までに多くのカレッジ志望の生徒が済ませている一回目のSATのテストをもとに次のSATの対策を練ることとACTを受けるか否か等、幾つかの決断をしなければなりません。

この時期までになると、実際に今までやってきたボランティア活動等の事実を積み重ねるには時既に遅しという状態で、計画的にキャリアを構築してこなかった子は焦りまくっている段階でしょうか。カレッジボードの準備しているウェブ上のページにもいろいろと細かく家庭の情報を経済的、人的なことを含めて書き込まなければなりませんので、この時期に多くの家庭では「必然的に」子供(少なくともアプライする子供)に親の収入がバレることになります。w

親は親で大変で、大学がどれほどのファイナンシャル・エイドをしてくれるかということに頭を悩ませ、子供が「行きたい」カレッジと親が「行かせることの出来る」カレッジの間に横たわる経済的な問題に呻吟しなければなりません。
しっかり貯蓄ができているような収入と備えがあればいいのですが、私も含めて多くの家庭ではなかなかそういった理想的な状態で子供の大学進学を迎えられるわけでもありません。おまけに子供の数が一人ではなく二人、三人となるとその大変さは「うぐぐ」と言うレベルのものです。

以前所属していたNIHのディビジョンヘッドのような高給取りでさえ奥さんと二人で相当稼いでいるにもかかわらず、「毎年レクサス買うようなもんだ、、、」といって、自分はベンツからFitに乗り換えちゃってるくらいでしたから。w その話だけでも、アメリカでの学費支払い(特に私立!)の大変さの一端が解っていただけるのではないかと思います。

という訳で、親も子も「備えあれば憂いなし」と言う言葉を噛み締めざるを得ない日々を送っているのでした、、、。(ああ、次女のカレッジ進学時も同じようにまた悩まないかんのでしょうね、、、。トホホ。)

人気ブログランキングへ

0 件のコメント: