実際、嫁さんのリクエストに応え、屋根裏部屋からヒーターを三台引っ張りだしてきました。アメリカの家は基本的にセントラルヒーティング(ダクト式冷暖房)で、家全体を温めたり冷やしたりという実にエネルギー効率の観点から言うと無駄の塊みたいな方法をとっています。
昔の日本人からすると、アメリカの豊かさの象徴みたいな事を言ってた人もいたんですが、個人的には「激無駄」と言う他ありません。実際、近年ではアメリカでもダクトレスの冷暖房が普及し始めているとどっかの記事で書いてありました。(ダクトレスって何?と言われる方、何のことはありません、日本の普通の家庭においてある室外機付きの冷暖房システムです。)
実際には多くの人が集まる部屋とトイレ、風呂くらいを人がいるときに限って暖めたり冷やしたりするのがもっとも効率の良いやり方ですから、少しくらい面倒臭がりさえしなければ、スイッチをその度にオンオフする簡易ヒーターが冬場は最も効率が良くなると思ってます。
例えば冬場に一日中、一階と二階で暖房のスイッチを入れっぱなしだと、ガス代は一月に軽く500~700ドル以上することになります。それがヒーターをこまめにオンオフすると、ヒーターが家に5台ほど有っても通常の電気代込みで200ドルちょっと。差は大きいのでした。
我が家も当然セントラルヒーティングですが、二階のシステムなどここ数年スイッチ自体を入れていません。実際には家の一階はダクトシステムで温度設定を低めにしつつ人の集まるスポットによってはヒーターを追加で一台置いておけば汗が出るほどですので、毎年これに慣れてしまっている我が家では何の問題もなくこの状態を受け入れています。まあ、人によってはこれを「貧乏臭い」と呼ぶ人もいるかも知れませんが、我が家は外野の評価など基本お構いなし。
これでいいのだ!w
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