今日は上の娘のリクエストに応えてVirginia Museum of Fine Artsに彼女の友達を一緒に車に乗せて連れていった。パリのピカソ博物館から借り出されている展示物による「ピカソ展」があったためだ。彼女はナイジェリアネイティブの御両親から育てられたアメリカ産まれの二世なのだが、純粋なアメリカ人に育てられたことは明らかに違った子で、非常に強い印象を受けた。
私のやる全ての事に感謝の気持ちを表し、母親を尊敬する気持ちも強く、非常に丁寧な言葉で母親との電話でも話していました。何だか「今時」のアメリカ人のことは明らかに違うのである。中学生の頃にはstudent of the yearにも選ばれたような子で、娘によると、何時も勉強のしすぎで疲れた顔をしているというくらいよく勉強をする子らしい。やっぱ全ては親の育て方です。この前ポトマックで会ったNさんの息子さんもそうでしたが、育て方はやっぱ子供の素質がどうであれ、もう「物凄く」大切なのだということが嫌というほど解ります。しかもそのチャンスはどちらかというと「ワンショット」に近い、一度きりのもの。
今度時間があったら是非遊びに来たいというので私も「いつでもどうぞ~!」と言いました。ナイジェリア出身の両親がきっと素晴らしいんでしょうね。一度お会いしたいと思いました。
さて、肝心のピカソ展の方ですが、展示物の方は結構有名なものも来てました。ヨーロッパに行ったときかなりの数のピカソの作品をあちこちで見ていましたが、今回の展示物はそれらとはまた違った趣のものもあり、特にsculptureは私の知らないものばかりでした。
展示の仕方も時代背景、ピカソの作品の変遷と成り立ち等が時系列できちんと示されていて一時間半の作品鑑賞もアッと言う間に感じました。しかしそれにしても今まで見たこともないくらい大量の人達で賑わっていて驚きました。やっぱピカソの名前は美術館にとっても観客にとっても物凄い価値がありますね。大人20ドル、学生17ドルでしたが。もう砂糖に群がる蟻のように人がワンサカ居て驚きました。この美術館訪問も娘たちの学校のクレジットになるとのことです。日本とは何だか違います。
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