2011年4月14日木曜日

オオカミ少年

Too Little, Too Late.

東京電力と日本政府のやっている事は上に書いた一言に尽きる。それが全て。
自衛隊や企業が派遣する優秀で合目的的なボランティア集団等のような、ほぼ「自律的」と言っても良いほどの優秀な援助システムのおかげで、国としての体裁が保たれていますけどね。
今回のレベル7報道にしても、今日あった東電の燃料棒破損はそれほど深刻ではない、等という発表にしても、この一か月の間に行われた東電と政府の大本営発表の後では、今度もまたインチキかと自然に誰も信じなくなってしまうわけで、まさに因果応報という奴。
今までの隠蔽があったせいで、今後はどんなに症状軽快の報道を重ねても全く信じてくれない一群の、それもドでかい一群の人達を作ってしまった訳で、こればっかしはどうにも手に負えませんわな。寧ろ、信じろという方が原理的に無理でしょうか。
私自身思うんですけど、この政府の人間とか、東電のトップの人間とか、商売させたら滅茶苦茶に「駄目」な商売人になりそうな。w
人の気持が読めない。現場で何が必要とされるか情報が集められない。交渉事では先ずリスクを犯せない。そして勿論リスクの度合いなど読む術も持たない。おまけに人が信じてくれるような正直さなど欠片もなし。これだけ揃えば立派な四流商売人です。
そんな人心を掌握出来ないことにかけては飛び抜けた人間が、今度の国家的危機のコントロールを使用としてるんですからまあ、その出来具合は飛行機マニアの小学生にボーイング787を操縦させるようなもんでしょう。乗客は日本人。しかもその免許は仮免、、、て、本人昔ゲロってましたね。御自身で。
しかし、嘘つくなよ!仮免も通ってないのに路上に出てるだろ。馬鹿。

菅首相「今までは仮免許」「いよいよ本免許」
「今までは仮免許だった」。菅直人首相は12日夜、東京都内での支持者を集めた交流会で、6月の就任から半年間の自らの政権運営をこう振り返った。「ねじれ国会」や外交案件に苦しめられた時期をひとまず乗り切り、来年の通常国会に向けて指導力を発揮する意気込みを示したかったようだが、無責任ではないかという批判も招きそうだ。出席者によると、首相は「今までいろいろと配慮してきた。そういう意味では今まで仮免許だった」と、半年を振り返った。その上で「いよいよ本免許。みなさんの支援を受けてはばたきたい」「これからは菅直人らしさを出していきたい」と語った。ただ、首相は10月の臨時国会冒頭の所信表明演説では「政権を本格稼働させる段階に入った」と表明し、「有言実行内閣」を掲げていた。交流会には国会議員や都議のほか、首相の地元支持者ら数百人が出席。報道陣には非公開だった。


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