今朝早くに嫁さんからメールにて連絡が入り、義理の妹に次男誕生の知らせが届いた。
新しい命の誕生は何時でも素晴らしい事だと思う。
子供達の出産に立ち会っては毎回、頭のてっぺんから足の先までほんわりとした素晴らしい感動に包まれる。こればかりは子供を持たないとわからないのではないかというほど大きな感動だ。
もともと子供は大好きなので、一時は小児科を選ぼうかなと本気で考えた事もあったのだが、研修先の病院で見た小児科の現実は想像とは全く違った世界であった。
小児科というのは半分以上は「親」もしくは「保護者」への対応に追われるという事実、そして(子供達、特に難治性疾患を持つ子供への治療に関連して)ある子供に起きた事件を契機にすっかり大学レベルでの治療の有り方に魅力を感じなくなってしまった。
そこで、逆に小児治療に邁進していれば本物なのだろうが、その背後に絡む複雑な治療の現場をなまじ見てしまったばかりに、その先生に抗議する事はせず、壁の後ろで一人涙を流していた。それ以来その先生方にはこちらから会おうという気は起きなくなってしまった。
まあ、個別の事情をここで開陳しても始まらないのでここで止めます。
取り敢えず、甥の誕生を記念して、誕生日と同じ日付の入ったSaos2のストックバイアルを5本作製!!(なんじゃそりゃ)この甥が将来cancer biologyを仕事に選んだとき、これをプレゼントしてやろうかな。
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