この時期になるとリッチモンド周辺にある幾つもの高校がVCUのシーゲル・センターを使って卒業式を執り行います。しかも一日に何回も入れ替えを通じて行われますので、朝の部もあれば昼の部も、そして我々の息子のときのように夜7時からというのまであり、終了は文字通り9時前後。集まり始めるのは6時前からですから式が終わった頃は親もヘトヘトです。w
息子は今現在二十歳。日本で二十歳の高校生と言うと「二度ダブったんか?」と聞かれそうですが、実質的にはダブったというよりもダブらせたという方が正確な表現でしょうか。このブログの中でも何度か話の中に出しましたが、息子は自閉症を持っており、アメリカの小学校からずっといわゆる特殊教育プログラムに加入していました。リッチモンドに移ってきても、中学、高校においては幾つかの学校システムを渡り歩きながら親から見ても実に手厚いプログラムに保護されてきておりました。
実際は来年の21歳になるまで”我々が望めば”高校教育が継続されるのが我々の属するカウンティの基本方針でもあったのですが、今年をもって嫁さんと長男はアメリカを去ることになっておりましたので、丁寧にお断りを入れ今年を最終年とすることで高校側と”卒業”の約束を取っておりました。
上の娘の時と同様にシーゲルセンターでの卒業式でしたが、やっぱりアメリカの卒業式は華やかですね。パノラマで写真を撮っておりましたので、ここに一枚あげておこうと思います。
Manchester高校の卒業式。数日後にcomcastで放映されるとのこと。 |
子供達は大きくなっておりますが、当然のようにそれに合わせて我々も歳を取る、そして、周りの環境も変わっていく。上と下の娘達はそれぞれ大学卒業後と今年からの大学入学へと進路を進めており親子が大陸を隔ててバラバラの生活となりますが、私自身は彼女らのアメリカ生活に関しては楽観視しております。
問題はこの息子の帰国後の様々なセットアップと将来の生活に関する種々の問題解決です。これからは嫁さん自身がアメリカでは経験しなかったことでまた忙しくなるかとは思いますが、そこは日本語の壁が無い嫁さんのこと。頑張っていただきたいと思います。(^o^)
4 件のコメント:
おめでとうございます!!
遂にアメリカにおける子供達全員の義務教育が終わってしまいました・・・。
長かったような短かったような・・・。
PITTも行って見られては?
ご子息の卒業、おめでとうございます!
と~っても広~い会場ですね。
卒業式ではガウンと角帽姿でしたか?
(そして角帽を放り投げる?)
でしたでした!
ただし、角帽は投げなかったんですよ。
あの垂れているやつを右から左へ移すのはみんなで校長先生の許可に従って一斉にやってましたよ〜。
一人だけ角帽投げてるやつがいましたが、明らかにウケ狙いでした。w
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