iPhoneを持ち歩くようになって、本当になんでも写真に撮ってそれをメモ代わりにするようになりました。
更にはドロップボックスにいろいろなデータやリファレンスを突っ込んでおいて、それをiPadやスマホでも見て参照するようになりました。
しかし、それでもやはり臨床の現場にいるとメモ帳や手帳のほうが電子ガジェットよりも勝る魅力が多々あり、白衣のポケットにもモレスキンの手帳を突っ込んで必要な情報を何度も何度もそこから引っ張りだしては参照しています。
世代間格差等と言われるかも知れませんし、今のニ、三十代のビジネスマンその他でどれほど公私にわたってメモ帳を紙ベースで使っているのか、不勉強でとんと知りません。
私の場合は毎年大量に更新される薬の情報のリファレンスや分厚い教科書、マニュアルなどはほとんどpdfや電子的情報で参照し済ませますが、それでも自家薬籠中にある、使用頻度の高い薬に関する使用ノウハウや薬の特徴などはやはりメモ帳に細かい字でびっちり書き込んでいます。
怠け者の私でさえ、このようなものが手近に紙ベースであることの便利さは実務のうえでも日々実感しておりまして、少なくともこの仕事をしている間はとても手放せそうにはありません。
兎に角、まとめていって書き込んで、それを手垢がつくほど見なおすと言う行為を繰り返すこと自体が、老化の進みがちなオッサンの脳には良い刺激となっております。
実際に手を動かして紙に書く過程というのは、己が理解していないと後で見なおしてもわけがわからないものになってしまいますから、本当に理解したものしか紙の上には残せないわけで、カメラや電子的手段で安易に掻き集めたものとはかなり記憶や理解の程度が違います。
実はこの手の情報が最近徐々に増えてきて、最初に書き込んでおいたモレスキンが間に合わなくなってきたので、ダ・ビンチというミニ六穴のファイリングシステム手帳を新たに準備しました。
ボケゆくオッサンの脳の良きアシスタントとして今後も私を救ってくれるものになるのではないかと密かに期待しております。w
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