2015年11月26日木曜日

在宅医療の依頼

先日タバコなんか吸うもんじゃないということで、ブログを書きましたが、その後更にステップを踏み出しました。

実は同じ大学の卒業同期の中に在宅医療を専門にやっている仲間が居て、同期とはいえ入学時から数年年上の兄貴のような感じで、当時から我々「馬鹿学生」とは違うしっかりした大人として通っていた信頼の置ける人物でした。

その彼は既に十数年以上の在宅医療のキャリアがあり、日本の特に九州の中では開拓者に近いレベルのエキスパートなのですが、今回の義父のがん治療の件ではこの同級生に全面的にお世話になることをまず考え、義弟にその旨を連絡して同級生にも連絡を入れて初回面会のセットアップをしていただきました。

さすがはエキスパート。
アッという間に今回義父の手術をするという耳鼻科のドクターの方に直接連絡をいれてくれて、今回の在宅医療のセットアップが始まったことを直接話して、義父達が理解していないレベルのいろいろと細かな情報を聞き出してくれた上に義父達の自宅までわざわざ来てその説明までしてくれたのでした。

義父達ももう70代半ばですから、複雑な手術の説明を受けてもやはりなかなかその理解ができているというわけではありません。結局大きな問題は情報の非対称性です。
医療者側は意を尽くして説明をしているつもりでも、実は患者側はその説明を「やはり」理解していないということが往々にしてあるのです。

今回の例もまさにその典型的な例となってしまいました。
その隙間を素晴らしいレベルで埋めてくれるのが今回の私の同級生です。彼は仕事の性格上、大学病院のほぼ全ての科にツーカーで話ができる人材を持っているようで、今回も素晴らしい速度で動いてくれています。

実際に会った義父も義母も義弟も皆、彼の動きに満足してくれているようです。
今後オペをするか否かも含めて彼のもたらしてくれる情報が今後の義父の治療過程に大きな影響を及ぼすことになることと思います。


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