娘が高校生の頃からよく理解できなかったその趣味?に「シューズに凝る」というのがありました。
最初の頃はどっちかと言うとカジュアル系のそこのフラットなものを選んでいることが多かったようですが、私には単なるトラッドのコンバースの変形したようなものにしか見えませんでしたが、そのうちバッシュに興味が移っていったようです。
もともとスリフトショップで履き古された靴を数ドルで買ってはお気に入りに加えていくような子だったので、親としては「金はかからんけど、高校生ってこんなもんか?」ぐらいに思っていました。しかし、レアなバスケット・シューズになると$100前後するものが全く普通になってきます。
そうすると当然のように購入の回数はガクッと減ってきて、季節毎に一回とか大きなイベントに一回とかで、年に一、二回買うと言う感じになりますので当然その品定めは慎重です。
買った靴は本当に大切に履いていて、家の中に新聞紙を敷いてその上に一足一足並べていっているのですから世話無いですね。そんなシューズを履いて外出すると、通りすがりの道行く同年代の人間達に「入手先」「入手法」の質問を含め、「お褒めの言葉」「評価」などを矢継ぎ早に頂くのだそうです。(笑)
娘に言わせると、服がどんなにかっこよくても靴が駄目だと全てがぶち壊しになるのだそうで、足元をきちんと堅めておく事が彼らのファッションの要みたいです。解りませんが!
まあ、何れも自意識過剰の年頃にありがちな話ですからその使い方がお小遣いの範囲を出ないものであれば親としては単なるファッションの延長として見ておく事が出来ますが、私からしてみれば「運動靴に$100?」と言う感じなんですよね。
これってマニアなんでしょうかね?私から言えば完全にそうなんですが、彼らの基準は既に私の理解を超えています。彼らにとってはどうやらそれは日常の話のようです。
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