無論、この両極の間には無数のグラデーションがあって、状況や場所によってその受け取られ方も結果も大きく変わってしまいます。その結果を決めるのは冗談を繰り出す方の知性。よく日本のテレビでやっている相手を騙すイタズラの中には観ていて不快なものが多々有りましたし、直ぐテレビ自体を消したくなるような考えたやつ自体のセンスの無さと白痴振りを確信させるような虫唾の走る類のものも沢山見させられました。
この手の「受け」を狙ってマスゴミが繰り出す冗談・イタズラの類は基本的にレベルが低いのが通り相場ですが、そんなイタズラが遂には人を殺してしまったのが今回の話。オーストラリアのラジオ・パーソナリティーの二人(メル・グレイグとマイク・クリスチャン)が妊娠が確認された病院に王妃の祖母を装って電話をし王妃の容態を尋ねて色々と聴きだした挙句そのイタズラが世界的に放送されてしまい、受け応えをしたインド系の看護婦が自殺してしまったというものです。(しかし、コレが自殺だという証拠も未だなにもないところが不気味ですが、、、。)
無論、看護婦側の応対にしても何らかのマニュアルに沿った規定が有るべきで、私的な常識ではこの手の受け答えは通常医療機関では告げてはいけないのが標準のはずですが、この場合答えてしまっています。無論、この事自体は責められる点もありますが、事はオメデタ。しかも、ロイヤルファミリーからの電話とあっては下々の人間は通常舞い上がってしまうのではないでしょうか?そう思い込んでしまった看護婦にとってはその手のマニュアルなんかの前提は一瞬でリミッター解除の状態のはず。そういう弱みを突いたのが今回の程度の低いオーストラリアからのイタズラ電話でした。
実はこの手のラジオのイタズラはWire Tapといってよくあるもので、ここリッチモンドの民放ラジオでも朝、ほぼ毎日やっているんですが、私はコレが「大嫌い」でこのラジオ自体周波数を合わせなくなりました。人を激怒させて最後の最後にネタバラシというのが毎度毎度のパターンなんですが、明らかにネタをばらした後でも洒落になっていないことも多々あってその部分は有耶無耶にカットされて終わりなんていうことも良くあります。
結局こういう事を日常的にやっているとそういう事をするしないという許容範囲が勝手に広がっていき警察が出てくるレベルの事件も起こりうるということです。まあ、これでこのラジオパーソナリティーのねーちゃんがイビリ殺されないことを祈るばかりです。この放送を聞いていて最後に思うのはXucking idiots!という汚い言葉だけです。この自殺?に関するコメントの中にも「コレで死ぬなんて信じられない」というものが幾つかありますが、この手の病状等を尋ねる電話とこのイタズラの質の悪いのは「公共の電波」を使って行われそれが全世界に報じられたという点。この点は決定的に大きな差です。
オーストラリアでは最近酷いイジメにあって怪我したり殺されたりするインド系の人多いですからね、、、。マジで洒落になってないですな。
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