寝ていたら嫁さんからイキナリのお呼び出し。「台所のシンクの下からシュ~シュ~音がする!」との緊急リポート。遂に来たか!!ということで親父プラマー(plumber=配管工)の登場です。(笑)
という訳で指摘のあったキッチンシンクの下を覗いてみると塩ビ配管と銅の配管の接続部の老化に伴う盛大な温水の水漏れではないですか、、、。そういえば一週間ほど前から嫁さんからの報告で何となくここの接続部からの漏れが目立ってきてるという報告は受けていたのですが、シンクの下の他の接続部にある問題(イレイターからの若干の水漏れ)と併せてまあ、一気に問題が本格化した時に片付けるから騙し騙し使っとってね!と言っておいたのがイキナリの破裂です。
ここは慌てず騒がず先ずは家の下に潜って水道の元栓を閉めました。取り敢えずここでぴったり水は止まるはずですが、、、何故か完全には止まってくれません。間違いなくこれは塩ビ管の途中にある活栓の老化による内部漏れのはずですがここは取り敢えず本質的な問題ではないので無視。
熱い水が少しづつではありますが漏れてくるので作業がやりづらいの何の、、、。それでもめげず先ずは屈曲部の接続部位に緊急用の米軍規格のパッチテープを巻きますが全然ダメ。エポキシ系の樹脂を周囲に巻きつけて硬化させようともしましたがこれも漏れ続ける熱湯のため全く用を為さず。それでは仕方がないということで屈曲部カッパー配管の両端のPVCを切断し断端面を綺麗にチューブカッターで揃えゲイターという配管接続の噛みあわせキットで接続するも、PVCの老化による断端面の潰れが原因で、マイクロ単位ではきちんと端が合わずやはり水漏れは続きます。orz
それではとばかりに三度目の近所のLowe's(この時点で既に三回も近所のこの店に行って専門の部品を買い込んでいます。w)でもっと接続漏れの少ない硬化プラスチックのPEXを使った接続部を買い込んでの作業に切り替えましたがやはり大元のPVCが古過ぎてダメ!ということで大技に出ることにしました。それは家の軒下から伸びてきている配管の管自体をPEX製の固いものに変えて断端をチューブカッターできちんと切り揃え直すというものでした。
ここに至ったのが作業開始から約六時間。もともと、あんまり寝ていない状態で始めた作業ですし、漏れ続ける熱湯と格闘しながらの作業です。かなりヘトヘト。しかし、意地でもプラマーを呼ばずに作業を終えて安く上げるというアメリカ在住日本人オッサン魂!が炸裂してしまっているのでもう後には引けません。(笑)
Lowe'sのオッサンに聞いたところでは大体プラマーなんて先ず家に呼ぶだけで平均$60、そして一時間の作業ごとに約$100前後のチャージを行うということですからこの手の作業をして貰ったら、それだけで軽く$300はかかると予想されました。貧乏人の家にそんな贅沢な事はありえない!
ということでLowe'sのオッサンには店に行く度に「またお前シャツもズボンも変わったな~。てことは濡れてんな~!w」などと揶揄されつつもPEXのハーフインチ径6フィート長の管を強引にフィットに詰め込んで家に帰宅。本の配管をぶった斬り、嫁さんと息を合わせてキッチンシンクの下まで隙間を通して元通りにし、L字管を噛み込ませシンクの配管と接続させました。
イジメか?というくらい作業のしづらいシンク下ですが、コレは多くの家で一般的なもの。 |
なんでこんなにPVC管がダメなのかと思いLowe'sのオッサンに愚痴ったら、「PVC管は集団訴訟が随分前に起きて今はもう作ってないよ~」とのこと。やっぱ問題のある製品だったんですね。ハ~。
気づいたら五時半になって作業合計時間は既に7時間にもなっていました。orz まあ、いろんなことを学んだ一日でしたが、やろうと思っていた今日一日の予定は全てキャンセルアンドぶっ飛びと相成りました。
夜には早くも明日の筋肉痛を予感させる予兆が上半身全体に、、、。(笑)
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