本日、随分前に出したintramural grantの審査結果が返って来た。
結果は再びの残念賞。なんちゅうか、春らしからぬ世の財政事情の厳しさをひしひしと感じる今日この頃です。まあ、淡々と出し続けるしかありませんが、最近は何だかすっかりグラント書きマシン化してますね。
財政事情の厳しさを裏付けるかのように、先ず巻頭辞の様に"Due to the KEEN competition for these funds, we are unable to support your application at this time. However, Committee strongly encourages you to revise and resubmit your application"とな。(笑)
こりゃ、事業を起こして金稼いでそれを好きな研究に叩き込んだほうが早いんじゃねえですかね?と、親しい研究者の皆さんとは半ば本気でつぶやき合う今日この頃です。しかしここで挫けるようではそもそも勝負になりません。まあ、好きでやってることですから。
どんなに逆風が不幸と、厳しい懐事情だろうと、「何時か蓮の華と咲く」という、寅さんの詩にあるよう状況にまで持っていくのです!まあ、毎日毎日科学のことを考えるのは実に楽しいし、アアデモナイコウデモナイと呟きながら、いろいろな方法で一つ一つ事実を確認しながら、世界で自分だけが知っているであろう事実を眼の前で眺めるというのは本当に極上の喜びだと思います。
本当はお金がふんだんに有ると仕事は「楽」なんでしょうが、何か自分を勘違いしそうです。潤沢とはとても言えないような額のお金を遣り繰りしながら無い知恵絞って共同研究者と討論を繰り返す、、、。しかも、大学はそれに対して給料をくれる。こんな素敵な事って世の中に滅多に無いですよね?どうでしょうか。
Life can be wonderful if you're not afraid of it. All it takes is courage, imagination ... and a little dough. - C.Chaplin
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