最近、日本の電気各社が巨額の赤字決算を連発していることについては多くの報道で既に皆さんご存知だと思うんですけど、メガマーケットの一つであるアメリカで日本の電気製品がどういうふうに売れているかちょっと2012年の状況をメモ的に記しておきます。(日本の家電製品がどうなるか10年後にまた自分のメモとして参考できるかもしれないので。)
白物家電-ほぼ皆無。三洋の冷蔵庫がごく極まれに展示されてるのを見ることありますけど、ほぼMAYTAGかGEなんかのアメリカ製かサムスン。
PC-SONYと東芝は見ることもありますが単なるone of them。メジャーはなんといってもアップル、HP、Dellです。後は別に目的と値段に応じて買うだけで、別にmade in Japanを気にしてる人はほぼ見かけたこと無い気がします。
携帯電話-アメリカで売ってるんですかね、日本の電話?ソニーエリクソンも個人的には正直見た事無いです。多いのはアップル、LG、そしてサムスン。
テレビ-これはまだ日本のものを見る機会が多いですね。しかし、残念ながら家電量販店などで会社名のロゴを隠されて販売されていたらプロでもない限り見分けつかんです。多いのはサムスン。シャープとソニー、パナソニック、東芝も頑張ってますが、所詮、努力賞レベル。後は安いといえばVIZIOも安いけど、これ結構デザインいけてます。因みに我が家のフラットテレビは46型東芝製でブルーレイが別についてきて、3年前に$680でした。義理の妹にその値段言ったら腰抜かして驚いて、今度日本帰ってくるとき一台持ってきてと言われました。当然でかすぎて無理ですが。w
なんか、こうやって書きだしてみると改めて日本の電化製品アンマリ元気無いですね、、、。如何せん値段が高すぎてどうしようもありません。値段の問題を解決しないことには永遠に商機は戻ってこないでしょうね。日本人として残念です。何と言ってもこっちの人達は平均してテレビは「映れば良い!」白物家電は「でかくて壊れなければ良い!」PCも「安くてそこそこ使えれば良い!」と言う人が殆どですから。何で訳の解らん多機能商品を「高付加価値」とか言って売り出してるんでしょう。だーれも感謝してません。円高のせいだけではないと思いますね。アメリカ駐在の電気関連の社員ってどんなリポート日本に送ってるんでしょうね。www
2 件のコメント:
多分売る気はないと思います。
完成品より素材・部品の方に力を
入れてるんだと思います。あとは投資か
僕もそう思います。確か韓国の電化製品というのは売れば売るほど日本が特許と基幹部品で潤う鵜飼い方式の産業構造になっていると日経で読みましたが、素材とか時間と金のかかる産業育成こそコツコツと続けてほしいものですね。
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