2012年2月23日木曜日

三時間半の苦行

昔、教えていた学生も順繰りに医師や歯科医師になって巣立っていく。
その学生達の中でも、歯学部の学生の中にはなかなか症例件数が規定に間に合わず、年度末になって大慌てで患者の数を埋める為の患者サーチをしている子達も多い。w
とりあえずそんなひよっこ歯科医の実験台になったことは今のところ「一回を除いて」無いのだが、今は卒業寸前でかつ実験指導をしていたときに確実に腕が良かった学生を捕まえて自分の歯の治療をしてもらっている。何と言ってもこのメリットは「治療費が本物のドクタにしてもらう時の半額」で済むことだろう。ただし、それには当然デメリットもあって、ステップごとに指導医から許可をもらって治療指針をキーボードに打ち込んだものの許可をもらわないといけないことだろうか。
このため、指導医が他の学生の指導で込み入った作業をしていたりすると、こっち側はただポツネンと待たなければならないわけで、まさしく椅子の上で無聊を託つことになるのです。最近は慣れてきて、仕事用の論文を持って行ったりすることも多いし、自分のオフィスが直ぐ二階上にあるので、そこまでちょこっと戻ったりなどということもするんですが、昨日は連続三時間半も座らされて右上の歯をガシガシとやられて流石にちょっと精神的にダウンでした。
終わったあとで、担当の学生に「お前、これを実際に自分が歯医者になったときに歯科オフィスでやってたらあっという間に患者が捌けない歯医者さんと言われて終わりだよな〜」と冗談を言ったら、苦笑いされました。
取り敢えず、クラウン4つ?とインプラント三本を植えて大体保険効かせて$2,500位ですか。日本と比べてどうか知りませんが、クラウンは3本ともメタルにポーセレンを焼き付けたタイプのものですし、インプラントも三本終わってこれなら随分と安いんじゃないかなと思ってます。
しかし!問題は私に虫歯が多いことで、甘いものに目がないバカは何時まで経ってもこんな感じです。自分の子供達は今のところ全然虫歯を作る気配もないし、出来そうなところも徹底的にシーラントやその他ブラッシングで防御されているのでバカ親父の二の舞は避けられそうです。
歯は食べ物を入れる構造物の入り口ですから、皆さんくれぐれもお大事にメンテされてくださいね。
  人気ブログランキングへ

2 件のコメント:

Jubenug さんのコメント...

small Gさま、
これは何処の歯医者さんでしょうか。宜しければ是非是非教えて下さい。(我が家にはブリッジが2つ、クラウンが数カ所必要なヒトが1名。日本に帰っているうちに保険外でなおしたりもして、、。大変です、、。)

small G さんのコメント...

smallgva@gmail.comにメールいただければ詳細お教えいたします。ここにあれこれ書くのも何ですので、ただこのクリニックはRichmond.VAにありますので、御自宅が遠ければ問題ですね。