2011年5月19日木曜日

グラント玉砕!

今日はがっくりした。
二年で20万ドルのグラント(諸々のフリンジ等は加えず、先ずベーシックで20万ドル)のグラントの三次(最終)審査に残って、昨日朝からバージニアの10人弱の医者のお偉方の前で共同研究者のHさんと一緒に年に数度しか着ないスーツを着て10分間のプレゼンが行われたのだが、今朝帰ってきたメールでお金が下りなかったことが判明したのだ。
このようなグラントの最終段階では、そのコンテンツに関してどのような評価が行われたのか事細かに書き込んであるのだが、先ず驚いたのは「どこにも」ネガティブなコメントなど見つからず、寧ろ文章には「あなたがたの提出されたグラントは重要かつ素晴らしいものです!」としか書いてないのだ。しかも今年は第一次選考に出された75グラントのうち最終的に金が下りたのはたったの5つ。今までの歴史の中で最低の数だ。モロにリーマン・ショック後の状況に割を食った状況。NIHのRO1も当選率12%前後を行ったり来たりの史上最悪の状況。まあ、何とも基礎研究を取り囲む状況の厳しい事!
それでも論文出して、グラントを出し続けるしか生き残る道はないのです。コンチクショウ。やってやるで~!頭に来た。
Pain Contestなら負けんぞ。(笑)
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