2010年9月30日木曜日

京速スパコンやっと出荷・でも稼働は2012年

やっと出てきました京速スーパーコンピューター
一番でないとダメなんですかの元スーパージョッキーに出ていたクラリオンガールのネーちゃんに一言言われただけで、押し込まれていたショウモナイ役人の尻拭いを、ノーベル賞やフィールズ賞の先生達が必死に防戦の盾になって回復された予算で走っているこのプロジェクト。
ハードありきの作戦では云々という批判もされた方が居ましたが、ハードさえ無くなる自体を招きかねなかった今回の一件では、如何に日本のこの手の事業に対する投資意欲が下げられているかを直に見る思いがしました。アメリカのように軍の予算も、エネルギー省の予算も、個人の投資もというあれもこれもの金がより速く、より使いやすいスパコンに向かっているような国と伍していくには国からの投資はもちろん生命線を握るわけです。この前国連でバカ土管がばら蒔いてきた一兆円があればこんなプロジェクトは余裕で支えられるのですがね、、、。
如何にスパコンが近代国家の競争力の根源になっているか、医学関係を見ただけでもその有用性は恐ろしいほどのものでしかもその進展は未だ黎明期と言って良いものだと思います。そんな事を考えると、その競争に乗り遅れるということは先進国として今後の数十年が何を意味するかということに充分な覚悟を持たなければいけません。

常に襟を立てたどっかのクラブのママ風情にはそんな事は露ほども解りません。(笑)

しかし、我々はここで考えないといけない大事なこと。政府主導という名の下の馬鹿な計画には乗せられていけないという事。あの、あの「笛吹けど踊らず」の第五世代コンピューター計画やシグマ計画のようなバカプロジェクトで税金を使うことはやはり許されないのです。しっかりした目標と、それを達成するための確かな「民間ベースでの」計画こそが次代の日本を守り育てる大元になるとおもうのです。無論受益者は大型の研究施設や機関だけでなく、国民にもそれが受益として還ってくることが想定されるものであるべきだというのは論をまちませんが。

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