2010年9月18日土曜日

NIHへ再び

今日は午前中はラボで実験の仕込みをして、その後車を運転してNIHまで出かけて昔のボスに出会うことに。NIHについたのは二時間後の午後2時過ぎ、最初は友人の彼女である韓国人女性研究者のいるビル50に。2001年以降、キチガイじみたセキュリティーでげんなりしていた各施設も、メインエントランス以外はもうほぼセキュリティー要員もいなくなり、昔の快適なNIHの姿に戻ってきている。
再会を祝し、しばらく話し込んだ。面白い実験をしている。DOD関連の仕事らしい骨損傷とその修復治癒過程における化骨の実験を幹細胞を使って行うものだ。その後はいよいよ本日のメインイベントである昔の大ボスに会いに行き話し込む。実は次回提出する二つのグラントにコンサルタントとしてもらうレターのお願いをしに行ったのだ。メールや電話でという手もあるが、実際に行くたびに面白い話ができる上に副次的にお互いの近況も当然のように話す。また、実験の色々なアイデアも頂けるので一石「数」鳥なのだ。そう考えると往復4時間弱のドライブのほうが実は生産的だったりする。面と向かって話すというのは大事なことだ。これだけは未来永劫変わらぬことのような気がしてならない。テレビ会議でもこうはいかないだろう。面白い実験ベクターもシェアしてもらって大変興奮した。
夜はインド系イギリス人の友人とベセスダで外食をとったが、そこに韓国人のその彼女と、旧友のアメリカ人夫妻も来て話が盛り上がったのだが、今回は泊りがけではなかったのでビールが飲めず残念!
リッチモンドに戻ってきてからはラボに一旦寄って、もらったベクターなどを冷凍庫に保存して12時過ぎには家に戻ってきた。

いつ会っても、腹を割って話せる旧友は良いものです。

0 件のコメント: