2026年10月31日土曜日

凄い車の維持費はバケモノ?

ある方からあるオファーを頂きました。

どんなものかというと、ロータスの中古車を買わないかというもので、所有者であった方が御高齢で施設入院されたとの事でそこに残る大量の大型バイクと今回のロータス・エスプリを処分してしまいたいというお話でした。

最初はオープンカーの可能性を間接的に聞いていたのですが、そうだとするとロータスのエリーゼやエクシージ等になる訳ですが、これらは安くても中古価格は最低500万程度から始まります。しかし、話をよく聞くとオープンカーではなくエスプリのターボかV8とのことでした。

ネットでの中古価格を調べると何と全国で一台しか掲載がありませんでした。ターボの540万円のもののみ。これでは比較という作業自体が成り立ちません。要するにこういうレトロな乗り物は一番新しいもので既に四半世紀が経過しているわけで、「全く乗っていなくても」劣化している部分はあちこちある訳です。

特にパッキン、ブーツ、ベルト、ブッシュ等のゴム関連は絶対にボロボロのはずで他にも配線、プラスチック類、オイル回り、シートのレザー等も経年劣化は絶対に不可避のものですから万一定期的にある程度の時間と手間暇をかけていろいろと換装していなければ、万一表面的には見かけが綺麗でも中は危ないという事になります。

いろいろと調べてみるとエスプリのようなミッドシップ・エンジンは整備性が悪く、ちょっとした整備でもかなりのお金がかかるという事が書いてあります。その上で、エスプリクラスのエンジンや車体を整備しようとすると一発で100万、200万というのは普通に有り得る話と書いてあります…。しかも、部品自体が作られない時代になっているので、最悪の場合共食い整備等という事になってしまうようです。(ロシアにおけるボーイングの整備のような…)

何れにしてもこのオファーは私のような貧乏人にはまずアクセプト不可能となるのでしょうね。ポルシェのような「乗る人が多い車」であれば、どんなに古い部品でもリビルド品も含め新規に製作・再生される部品も多いようなのですが、エスプリは恐らくそこまでのボリュームもない車ですから、博物館のようなところでなければ維持整備は不可能でしょうね…。

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